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【本について】
タイトル:人を動かす原則

著者:レス・ギブリン 出版社:ディスカバー

Q. 成功と幸福の秘訣は?(人を動かす原則)
A. 人間関係の技術を磨くこと、周りにいる人たちを尊重していくこと

最も成功している医者、弁護士、セールスパーソンが、最も知的だったり最も優れた技能を持っていたりするとは限らないし、最も幸せな夫婦は美男美女というわけではない。

“人を動かすということは表面的なものではなく、一般原則にもとづく確固たる技術である。私たちが暮らすこの社会では、他人のことを考慮しなければ、成功や幸福を手にえっることはできない”
ーレス・ギブリン

“すべての人を大切に扱えば、必ず良い人間関係を築くことができる”ーヘンリー・カイザー

【WHY】

私たちは、自分の自尊心や自己重要感を満たすために相手を利用してしまいがち。

【WHAT】人間の本性とは

全ての人の心の中には「自分を大切に扱ってほしい」という強い願望がある。

人間は、たいてい自分の自尊心を満たすために行動する。

ー人間の本性に関する4つの真実ー
1、人は皆、自分本位である
2、人は皆、他の何よりも自分に興味がある
3、人は皆、自分が重要な存在であると感じたがっている
4、人は皆、承認欲求を満たすために他人に認めてほしいと思っている

【HOW】人間関係の技術

■相手の自尊心を満たす

人々がよくやっていけるのは、お互いの自尊心が高いレベルにあるとき。毎日、少なくとも5回は心のこもった褒め言葉を投げかける習慣を持つ。そうして、相手が自尊心を満たすのを手伝う。

■周囲の人を惹きつける3つの方法

1、相手を受け入れる

相手をあるがままに受け入れることで、「相手が自分を変える力」を与えることができる。

2、相手を観察する

相手の中に承認すべきことを常に見つけ出す。

3、相手を高く評価する

相手が自分にとってどれほど大切な存在であるか伝える。

■影響力を活用する

ー熱意は相手に伝染するー

自信は信頼を生む。平凡な才能しか持っていない人が、自信満々に振る舞う方法を知っているという理由で、卓越した才能を持っている人より大きな成果をあげることができる。

*この技術を使っていたリーダー
「ナポレオン」「ロックフェラー」

・自分の体の姿勢に気をつける
・声の調子を加減する
・笑顔の魔法を使う

■話す力を磨く

ーうまくいっている人は言葉を巧に使いこなすー

稼ぐ力と言葉を使いこなす技術は密接に結びついているので、言葉を使いこなす技術を磨けば、収入を増やすことができる。

■相手の話を聞く

ほとんどの人は自分が賢いと思われたがっている。

成功者は、自分の口を閉じて相手に話をさせるように持っていく。
相手の話に集中すれば、自意識過剰を克服できる

【響いたメッセージ】

■人を動かすということは、表面的なものではなく、一般原則に基づく確固たる技術である。

■相手を取るに足らない存在だと心の中で思っている限り、相手に重要感を持たせることはできない。

■自分と折り合いをつければ、他人と折り合いをつけることができる。

■他人に美徳を身に付けさせる最善の方法は、その美徳をすでに持っていることを本人に知らせることだ。

■議論とは、相手を捩じ伏せることではない。自分と同じ考えに「なってもらう」ことである。

■完璧な人はいない。しかし、誰もが立派な長所を持っている。

【学び】

“相手を立体的に褒める”
漠然と褒めるだけでは、ただ適当に誉めているだけと思われてしまうこともあるかもしれない。相手の「資質」「行為」を褒めるようにする。

【アクション】

相手の長所を「意図的に」探す


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