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退職後に選んだ好きな道

64歳で退職してもうすぐ3ヵ月になります。
退職後は、週2〜3日、元いた職場で業務委託契約という形で編集の仕事をしています。
まだまだフリーランスと言えるほどの仕事量ではなくて、フリーな立場の編集者というところかな?と思っています。
退職後は社員としての仕事がなくなって、寂しい気持ちになるのかなと思いきや、好きな編集業務に集中できるようになったことで、仕事に対する愛情が増した感じがします。
若者と高齢者は熟年層よりも幸福だという「幸福度Uカーブ」という説があるそうですがそんな感じですかね。
年をとる過程で人はいろいろなものを失っていきます。
と同時にいろいろな選択をして、好きなもの、愛情を感じるもの、あるいは自分が得意なことを選んで、自分のために残していく。
失ったものよりも定まりつつある自分の人生に目を向けて受け入れ、これからを楽しくしようと考えるようになる。
そしていまの自分、自分のいるところ、自分のできることに対する愛情を感じて幸福感を得ることができるようになるのかもしれません。

出所:平成20年版国民生活白書

「幸福度Uカーブ」説は平成20年版国民生活白書で紹介されて知られるようになったようです。
白書ではアメリカと日本の例がグラフ(上図)で示されましたが、実は日本は諸外国とは異なり高齢になっても幸福度はほとんど高まらず、我が国は特異と言えると解説されています。
平成20年といえばいまから16年前、いまは調査当時と違って日本も諸外国にだいぶ近づいているのではないでしょうか。そう思いたいです。

今月から、退職後に新規に受託した機関誌の編集業務を開始しました。
素敵な仕上がりになるよう頑張ります!

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