『レールの先の景色 2024』 クリアしました
終わってから振り返ると、イラストのあれこれにしみじみします。
ここ数年ずっと開催されている、愛知県の名鉄を使った周遊謎解き「レールの先の景色」シリーズ。無事に2024年版も開催となり、参加できました! 終了間際のプログラムにギリギリ滑り込むパターンの多い私にしては、珍しく開催直後にクリアです。
今回も、これを遊ぶために愛知県に旅行の予定を組んでもいいのでは、と思えるような、楽しいプログラムとなっておりました。
逆に言えば……名鉄の運行範囲はとてもとても広く……今回も「所要時間7時間程度、午前中からのプレイがオススメです」と明言されているだけあり……丸一日これのためにガッツリ確保して、その上で別の日にゆっくり観光しましょうそうしましょう、という内容です。
「観光やお買い物も含むと1日じっくり楽しめるイベントとなっております」って書いてあるけど、いやいや、謎解きだけで丸一日使った気がしますがー!?(笑)
愛知県を縦横無尽
愛知県の、そして名鉄のカバーする地域の広さを存分に味わえるプログラムです。行った全ての地点で、「こんなところが!」「こんな面白いものが!」「ここをもっとじっくり探索したい!」「あれが気になる!」「荷物が気にならないのならあれを爆買いするところだった!」と言い続けておりました。
名鉄謎解きもう何回してるんだって感じなのに、知らないところばかりである。ただし、移動時間は結構な長さです。
移動時間用に相当な数のオマケ謎が用意されておりますので、謎解きが好きならばずっとそれを解いていれば、退屈はしません。そうでない人の場合は、移動中に読むものを用意しておくとか、車窓の景色をじっくり堪能する心の余裕を持っておきましょう。特にSTEP2,3で訪れるところは、観光地としての実力が高い場所なので、油断していると時間が溶けます(笑)。無理に一日で解こうとせず、たっぷり観光しながら遊びながらプレイするのが正解なのかも知れないです。特に愛知県や名古屋にお住まいの方であれば。
時間配分はかなりきちんと考慮されていて、食事を推奨されるタイミングも適切なので、あまり天の邪鬼なことをせずプログラムの想定する流れに沿って遊んでいく方が、よい体験ができるかと思います。
謎のメリハリがいいです
謎の難易度は、これが初めての謎解き!という人だとかなり難しかったのではないかと思います。いかにも謎解き!という謎が多いです。逆に謎解き慣れしている人なら、あまり苦しむことなく解けるはず。
工作もかなりマイルドで、広い平たい場所でマスキングテープを使わないと無理……な謎はありません。また工作が必要になる謎が出される場所は、飲食店や休憩スペースがしっかり確保されているので、その点でも解きやすかったです。
鉄道での移動は長時間ですが、着いた場所からもそこそこ歩きます。ですがプログラムに従っていけば、いい感じで駅にまた戻れるようになっているので、方向音痴の人も安心です。
ガチ勢はEXTRAまで遊ぼう、そうでなければスルーしよう
ただし、最後の選択式のEXTRA謎の難易度はかなりのものです。移動も必要だし、工作もあるし、「何を示しているのか」がひらめかないと(というより出題者の言いたいことをテレパシーで受信しないと)「???」でフリーズします。
EXTRA謎を解く報酬は、追加のクリア画像とメッセージがもらえることです。丸一日かかるプログラムなので、最後に向かう駅の周辺の観光スポットを堪能する時間は、ぶっちゃけありません。
なので、観光の一環としてこのプログラムを遊ぶのなら、EXTRAはスルーでいいんじゃないかと思います。スルーしなかったわれわれは、最後までしっかり解き切りましたが(笑)最後に向かった駅が、前から気になっているところだったので、明るければあちこち行きたかった……!と泣きました。
連休狭間の平日に遊びましたが、結構同じキットを持った人に遭遇しました。始まったばかりということもあり、遊んでいる人は多い模様。
しかも、普段周遊謎解きをプレイしていてすれ違う、同目的とおぼしき人々にはやっぱり何となく雰囲気があるのですが、そういう雰囲気ではない人たちも結構見かけたので、かなり幅広い人に受け入れられている模様です。いいですね!
今回訪れたところ、ぜひ再訪したいのですが、その時にはまた別の周遊謎解きをやって時間がなくなっていないか不安である……(笑)。たまには謎解き関係ない旅行をしないとだよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?