【お布団ツアー】甲府&秩父④<三峯神社奥宮>
三峯神社を創建した、日本武尊像の周りをぐるりと特に意味もなく回って撮った後、奥宮遥拝殿へ。
三峯神社の奥宮遥拝殿からは奥宮がある妙法ヶ岳が望め、
時間がなくて奥宮まで行けない時や
体力的に不安がある時など
ここの場所から奥宮を拝むことができる。
と、ここまでが前回。
前回はこちら。
駐車場で装備…と言っても、
トレッキングシューズに履き替え、
シャカシャカズボンをはいて、上着は持って、
帽子をかぶるくらい。
あとは、途中トイレがないためトイレをすまし、
水分補給の水と熊鈴も忘れずに持って、さて出発。
「雲取山」は鬼滅の刃の主人公、
竈門炭治郎と妹・禰豆子のふるさとなんだと知る。
あの家は実在する山にあったのか。
ここで、登山届に記入して箱へ投函し、
ひとりひとり行き先別のカウンターをカチャッと押して申告をする。
奥宮 三之鳥居は、雲取山へ向かう人との別れ道。
道のりは結構険しい。
この辺りからカメラを左手で常時持っているのがだるくなる。
ぶらぶらと首からぶら下げているのも気になるし、ぶつかって危ないし、
ゆっくりとカメラを構えることもしんどくなってきたため
カメラをリュックにしまってiPhone一本に絞る。
どこを歩いたらいいのか
どっちへ進んだらいいのか
よくわからなかったけど
たぶん上でいいのかなぁ?という
ざっくりな感じで上の方を目指す
奥宮 四之鳥居の前にちょっとした広場と休憩所があった。
広い場所に出て少し安心したような
肩の力が抜けて緊張感が緩んだような感じがしたけど
しばらく狭い道を歩いてきたからなのかもしれない。
と今になって思う。
視界が開けるとなんだか気分も明るくなる。
かと言って、沈んだ気分で歩いていた訳でもなく、
たとえて言うと
知らず知らずにずっと下を向いてたけど、
ふと顔を上げたらぱぁーっと明るい世界が広がってた、って感じ?
ここからさらにしんどくなるのだろうけど
奥宮はカメラに収めたい、と
ここでリュックからカメラを出す。
鳥居をくぐって「振り返る」って
もう戻れなくなるような気がしてちょっと怖かったけど
恐る恐る振り返って撮ってみた。
が、当然、なにもない。笑
五之鳥居を過ぎたあたりからチラチラと人と会う回数が増えた。
道幅も狭くアップダウンもあり、
倒木や足元もゴツゴツして歩きにくいために
歩みが慎重になって少しずつ距離が縮んだと思われるが、
プレッシャーをかけてはいけないので
お互い程よい距離を保ちながら歩く。
が、後ろからは微妙にプレッシャーをかけられる…。
最後の難関は鎖場。
急な階段と
鎖か手すりを持たないと立てない斜度の坂を登って
奥宮に到着。
やったー。
やっほー。
約1時間20分。
やっと登頂できました。ふぅ。
奥宮はとてもこじんまりとしたスペースで
7・8人くらいいたら
なんとなく窮屈に感じてしまうような広さだけど、
達成感と解放感とほんのほんの少しの拍子抜け感。
でも気分は爽快~。
さて、
狭いので一人ずつ奥宮にご挨拶を。
オットは祠の前に立った時に
ふわっと? ぶわぁっと?
神様に抱かれたように感じたそうで。
(普段こんなこと言わない)
なにそれ、いいな。私もその感じ欲しいよ。
なんにも感じなかったな…。
来てよかった。
無事に登れてよかった。
さて。
しばらくぼーっとしていたいけれど
そんなスペースもないし
長居もできない雰囲気なので
20分ほど奥宮を楽しみ、
名残惜しくも、下山することにする。
最後に深呼吸して美味しい空気を胸いーっぱいに吸い込む。
すぅーーー、はぁーーー。
ただいま。
下りは1時間くらいでした。
御朱印をいただくために、着替えて社務所へ向かう。
奥宮行っている間に社殿のまわりは随分と賑やかくなっていて
御祈祷も始まりそう。
三峯神社の御朱印も書き置きでしたが、
奥宮のと2種類の御朱印をいただく。
奥宮に登拝した時は、
号泣。ヤバイものすごく感動っ!
なんていうことでもなかったし
何かを強く感じたわけでもないのだけれど、
奥宮に登拝して10ヶ月くらい経った今、
結構居心地がよかったな、っていう印象が残ってて
また奥宮に行きたい、と思う。
その後、三峯神社を含め、秩父神社、寶登山神社の
「秩父三社巡り」というものを知り、
これにかこつけて、どこかでまた行きたいです。
寶登山神社は奥宮もあるし、長瀞ライン下り、もあるみたいなので
またゆっくりと、さ。
ここからは以前ちらりと投稿していましたが、再掲です。
お昼の時間もとっくに過ぎ、お腹もすいてきたので
三つ柱鳥居前の茶店で遅めの食事を。
テラス席に野鳥の餌場があり
そこに「ゴジュウカラ」が来ていました。
長くなってしまったので、このへんで。
あともう少しだけ続きます。
ではでは、また。