【お布団ツアー】愛媛① するするすると滑りたい
今回は、愛媛県です。
2011年にあらためて始めた「日本の滝100選巡り」と、2018年に始めた「日本100名城巡り」の旅で、気づけば日本47都道府県のうち、行っていない県は残すところ2県となり、そのことに気づいちゃったら、早く達成したいよね、と7月に46県目の愛媛県へ行ってきました。
なんやかんやで、もうかれこれ3ヶ月も経ってしまったので、かなり記憶が薄れてまいりましたが、記憶のかけらを拾い集め集めしながら書きますね。
この頃はお天気が結構不安定で、ひととおり旅程は決まっているものの、それでも雨の合間を縫って、お天気と相談しながらの旅でした。
まずは、ぶぅーーーーん、と空の旅をして、9時過ぎに松山空港に着陸。
うん、中々いい天気。
天気予報を確認すると、どうやら2日目のお天気が悪そうなので、これは今回どうしても行きたい場所を優先に回ろう、と予定変更をして宇和島市にある「雪輪の滝」へ向かうことにしました。
松山空港から雪輪の滝へはレンタカーで約120km約2時間半の移動です。旅の主な目的が、滝100選、と100名城なので、どうしても移動距離多めになっちゃいますね。
んが、まぁ、いつものことか。笑
途中でお昼休憩も含めて、「道の駅 みま」に寄ります。
道の駅はその地域のものや地元の美味しいもの、トイレもあって、食事もできて、お土産もあって、ほんと毎回助かっちゃいます。
なくてはならない、旅の味方、旅の友、道の駅!
エネルギー補給をして、第一の目的地「雪輪の滝」のある、滑床渓谷へはあと少しです。
駐車場は万年橋を渡ったところにあった「楸平駐車場」を利用(無料)。
私たちの他に人は見当たらず、あまり人気もない。車が1台止まってたかな?
使ってはいないけど、トイレもありました。
川面のキラキラと反射した陽の光に癒されながら、川岸の遊歩道を上ること約40分(1.2km)、雪輪の滝に到着です。
■雪輪の滝<愛媛県>(日本の滝100選:75個目)
全長300m、幅20m、落差80m
この写真は滝の一部なので、約80mの長さ、傾斜35度
先客がいたようで、ヘルメットをかぶったウェットスーツ姿の若者たちが、キャニオニングをしていました。
岩肌を登っては、するするすると滑り台を滑るように滝を滑ってくるのはとーーーっても気持ちよさそうです。
しばし楽しそうに遊んで、どうぞー、と軽々と水の中を歩いて去っていきましたが、あまりにも簡単に歩いていたので、自分も簡単に歩けるかと思ったら、うーん、川の流れもそれなりに勢いがあって、ちょっと慎重になってしまう。
彼らはまるで地面を歩いているかのように、すっすっすっと歩いてましたが、それは装備の違い? 慣れ? それとも、若さ?笑
この滑床渓谷は日本有数のキャニオニングスポットらしいので(後で知った)、とても爽やかで、慣れてる様子なのは、もしかしたら、キャニオニングのインストラクターの方達だったのかもしれません。
まぁ、それはどちらでもいいんですが、彼らを見ていて次回はキャニオニングをしたくなりました。あれは確実に楽しいはずですっ!
花崗岩の一枚岩の上を滑るようにやさしく流れる様子はとても優雅で美しく、癒されます。見ていてちっとも飽きません。
流れ落ちる水紋が雪の輪の様に見えることから、この名がついたそうですが、この写真は雪輪が見えてるのかな???
よくわからないのですが、多分あの白い部分がそうじゃないかと。笑
もし見えてなかったとしても、さらさらさらと静かに流れる水はとても美しかったです。
目の前に見える滝は約80m、全長では約300mあるので、強者さんたちはこの滝を上って、上流へ行かれるみたいですが、
登りたくなる気持ち、わかります!
滝登り素人の私でもなんか登れそうなんです。
で、濡れていない岩肌をほんの少し登ってみたのですが(←危険なので、十分に気を付けてっ!)、ちゃんと装備していたらもっと行けそうな、気もしました。(気のせいかも、だけど(笑)
ほんの数メートルだけではありましたが、上から見下ろす滝は、見上げる滝とはまた違った景色が広がっていて、爽快っ!テンションがあがりました。
もっと上から見たら、さぞかし気分が高揚するんだろうなー、なー、なー。
この落合淵を撮った後、欲を出してもう少し淵へ近づこうと水の中を進んだら、足を滑らせて、すってんころりんごろごろりん、と川の中に尻もち。
一瞬焦りましたが、カメラは持ってた左手をぐぐっと上にあげて濡れなかったし、天気も良かったので、面白かったし、気持ちよかったーっ(笑)
雪輪の滝へは万年橋を背に、川の右岸を行く方法と、左岸を行く方法があって、私たちは行きは右から、帰りは左側を降りてきましたが、降りてきて気づいたのは、左側から上って行った方が、途中にちょこちょことある滝の名称が記してあったり、滝も見やすく、鳥居岩は正面から見れるので、左岸を登って行った方がいいかも、ということでした。
周り順がある訳でもないので、行きも帰りも同じ道でもいいし、大差がある訳でもないのでどちらの道を歩いても自由なんですが、もう少し他の滝を味わいながら登れたかなー。
帰り道でキャニオニングしていたお兄さんたちがまた違う滝で滑って遊んでいました。ここは遊ぶところがいっぱいだね。どこでも楽しそうだね。
いいねぇ、キャニオニング。
雪輪の滝、別の意味でもまた訪れたい滝の一つになりました。
さて、滝を、渓谷を満喫したので、宿までまたまた約120kmの長距離を移動です。
行きと同じ道の駅に寄って、濡れたズボンや下着を着替え、お茶をして、かわいい猫さんのお皿を見つけてお持ち帰りしました。
今夜の宿は楽しみにしていた道後温泉です、が、
ちょっと長くなってしまったので、続きはまた・・・・・・。
お付き合いいただき有難うございました。
ではでは、また。
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