青春高校3年C組に応募した理由は「新たな生き方を模索したいから」
本当の自分って何者なんだろう
令和になった日、僕は世間とは逆行して、元号のことなんて全く気にせず、住野よるさんの『よるのばけもの』を読んでこう思っていた。
こんな風に人の心を動かすことができたら
webライターになってからずっとこう思ってきた。
もっというと「この会社がより良いインパクトを社会に与える手伝いをするにはどうしたら」とか「この人の一番素敵な部分はどこだろう」と探してライターをやってきた(つもり)だ。
そう思ってやっている時にある人から「青春高校3年C組出ないの?」と言われた。
秋元康さんがやっていることは知っていたけれど、そんなに興味もなかったから、応募だなんて考えたこともなかった。
青春高校は一人一人が主人公。もちろん劇などで主人公とそうではない役などの配役はあるけど、あそこに出ている人たちは主人公というのが前提であるんだろうなあと思う。
そんな場に自分が?
これまで人を引き立たせる役であった自分が出ていいのだろうか?
平成最後の日、日向坂46初の全国握手会でミニライブを見た。乃木坂46、欅坂46でも、ライブが始まるときにOVERTUERが流れるが、この日の日向坂46のOVERTUERが流れた瞬間は泣きそうになった。
日向坂46が歩んできた道のりを知っている、ということももちろんあるのだろうけど、その大きな要因として「会場が湧き上がる」という感触があったのだ。
これまで何度か乃木坂46のライブに参加しているけれど、あんなに高揚感の高まるOVERTUERはなかったと思う。日向坂46のOVERTUERが初披露だったり、全国握手会が初だったりと、色々な要因はあるにせよ、あの高揚感は凄まじかった。
あの集団の高揚感は決して作れないのだ、ライターをやっていては。もちろんそういうのが好きでライターを始めたってこともあるが、あのライブの熱狂さが作れないなあと思っていた。
それが良さでもあるし、悪さでもある。ライブ感がないということは、一人一人に丁寧に届けられる。周りの人に流されずに、自分の解釈で楽しめる。そして、それを「物体」として共有することができる。ライブはわからない人には絶対にわからない。「物体」として残されないものが多いからだ。
ライブの話はさておき、「小説」というリアル感が全くないものと「ライブ」というリアルさしかないものを連日にして味わった。どちらも僕の胸に大きな、とても大きな衝撃を与え、その衝撃によってこう思てきた。
自分はどうしたいんだろう。
まだまだwebライターとしては未熟で、だからこそ突き詰めたい気持ちもある。一方で、ライブ感を味わってみたい気もする。どうしたいんだろう、、、
どちらもやろう思う
僕の決断はこれになった。いや「した」というのが正しいのかもしれない。これを書きながら、思っていたけど、僕はまだ10代だ。色々経験しておいたほうがいい。
僕は「どんな経験も自分の役に立つ」と思っているので、3年C組に応募してみます。20歳までしか応募できないらしいので、頑張りたいと思います。もし、3年C組に出られたら、応援してくれると嬉しいです!
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実はこれ、かなり前に書いていました。それで3年C組に応募することは自分の生き方を変えることと同意だと思ったので、少し追記します。
3年C組に応募することは新たな生き方の模索でもある
3年C組に応募することは、僕なりのかなり大きな挑戦なんですよね。なぜかっていうと、これまでは論理立ててやることを決めてやっていたんですけど、今回は「なんとなく良さそう!面白そう!」で決めました(おされたというのもあるのですが)。もちろん理由はあるんですけど、それ以前に感覚でいいな、と思ったので応募しました。
これって僕からしたらかなりありえないことで。なぜなら「webライター」を極めようと思ったのに、他のことをしているからなんです。webライターに飽きたっていうことは全然ないですし、むしろ今も記事を書くのは(色んな意味を含めて)楽しいです。
ですが、自分に流されてやってみるのもいいんじゃないかと思いました。まだまだ10代だし、とりあえず20代までは自分が少しでもいいと思ったことをやろう!と。
僕は新たなことに挑戦する時、性格上「この先どうなるんだろう」と不安になることがめちゃめちゃ多いです。青春高校は平日の夕方から夜までの時間を取られてしまいます。
そうなると、もしかしたらいくつかのインターンをやめないといけないかもしれない。それに多分めちゃめちゃ忙しくなるかもしれないので、疲れて業務が思うように進まなかったりするかもしれない。
だけど「受かる前から考えててもしょうがない」って思いました。後のことはその時になって考えればいいや! と。こういう人生の方がなんだか楽しそうだなって思えたんです。
そうそう、最後にですが、乃木坂46で「きっかけ」という曲があります。
きっかけのサビがこれなんです。
決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと
抵抗しながら
生きるとは選択肢
たった一つを
選ぶこと
今の僕を表しているようで、少し胸を打たれました。
(ヘッダー画像はネットもテレ東より)