
金髪ホステスの就職活動(第61話)
SNSで大反響だった実話
「小5と余命宣告」続編(第61話)です。
父ひとり、子ひとりの家庭で育った娘が
小5の時に、その父の余命宣告を受け
その後の覚悟と成長を描いた実話。
脚色は一切なし。
むしろ、各方面に配慮し
わざわざ抑えて書いているくらいです(笑)
ということで、
これは長~く続く連載ものです。
思い込みという鎧を背負い、
重くなっているアナタに
非常識で自由な世界をお届けしています。
最終話まで読んでもらえたら
世界は、
自分が思っているより
ずっと優しくて
人生は、
覚悟を決めて動くだけで
意外にも簡単に思い通りになる
ということに気づけるかもしれません。
初めての方は、1話からどうぞ。
18歳ホステスと
元々、店のお客さんだった彼氏。
元々、店のお客さんだった2回しか
会ったことなかったおじさん(笑)
みーんな全くの赤の他人。
ノリと勢いでスタートした
この3人での生活は、予想外にも、
居心地良く、楽しいものになっていった。
住む処も見つかり、
気持ちも落ち着いたところで
次の行動に出ることに。
それは、、、
就職活動。
ひとまず、留学という夢を叶えたことで
もうハイスピードでお金を貯める必要がなくなった。
つまり、私の中で夜の仕事を続ける理由もなくなった。
とは言え、お客さんたちに
昼間のお仕事事情を聞けば聞くほど
気持ちは、萎える…
昼間の仕事は、稼げない!
らしい。
今までの仕事と比べて、働く時間は増えるのに、
給料は半分以下。。。
やってらんねー!
って言って、また夜に戻ってくるらしい....。
時間はともかく
給料がそんなに下がるのは、イヤだ!
でも、もう夜の仕事じゃない
違う仕事がしてみたいんだ!
新しい世界を見てみたい!
好奇心には逆らえない…
新しい世界への扉を探そうと
求人誌をチェックしてみるも
まぁ、悲惨!!
衝撃的だった。
事務員募集、月給15万円から!?
とか。。。
そこから、税金やら保険やら
色々天引きされたら、もう赤字じゃん!
いくら最初だけとは言え
こんなに安い給料で働くのは
さすがに耐えられん、、、
事務員がしたい訳ではなく
「昼間の仕事」がしたいんだから
ま、職種はなんでもいいか。
学歴不問!
もしくは高卒以上!
月給20万円以上!
通勤30分以内!
社宅・寮完備!
条件これだけ。
仕事内容なんて、なんでもいいの。
なんであろうが、
ただ一所懸命、やるしかないんだから。
この条件に当てはまる求人は、
いくつかあったけど、その中でも活気があって
わかりやすい広告に惹かれた。
稼ぎたい人、集まれー!
的な、やつ(笑)
そーするとね、残るのがほぼ営業職。
って話をするとね。
今度は
ここから先は
¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?