誰かに「わかって欲しい」と思った時の本当のところ。
わたしたちって、
「がんばったらその先は良いことがある!」とか、
「人の期待に応えよう!」
「努力をすれば報われる」
みたいな価値観で育ってますよね・・・
特に義務教育って。
だから、ナチュラルに、
「期待に応えなきゃ」とか、
「努力しなきゃ」
「もっとがんばらないとしあわせになれない」
って思ってたりもする。
そうすると、
なぜか、だんだんと自分の気持ちがわからなくなってくる。
わたしなんて、20代後半まで、まったくもって夢が見つからなかった。
で、そうすると、我慢したり、人の目を気にしてやりたいことやらなかったり、嫌々やりたくないことやったりすることになるのだけれど。
そうすると、「わかってーー!」っていうエネルギーが、
自分の内側から沸いてくる。
これは自分の心からの悲鳴のようなもので。
いわゆる、自分に対して、
「自分の気持ちをちゃんと大事にして!!」ってものなんだけど。
でもね、その「わかって!」を無視するのが習慣になっちゃっているひともいる。
我慢するのが、あたりまえになっちゃってて、
それすら麻痺しちゃっているタイプ。
ところが、それでも自分の気持ちを無視し続けると、
自分に向けられた「わかってー!」が、外に出ちゃう。
他人に向けて「わかってー!」が出ちゃった状態が、
「かまってちゃん」である。
「察してちゃん」や、
「愚痴子ちゃん」や、
「不機嫌ちゃん」も同じ。
こういう人は、
アドバイスをもらったとしても、
「〜だからできないんです」
「やりたくても〜で、無理なんです」
と、何かしらできない理由を見つけてきては、
現状にとどまる。
子どもは、自分で自分の気持ちをうまく表現できないことがあるから、
そうなっちゃうけど、
大人でそれやっちゃうのは、
ちょいと恥ずかしいし、
自分でも嫌になるよね。
だから、
自分の中から、誰かに対して、
「わかってー!」が出てきたら、
「ほうほう?どうしたどうした?
話を聞こうじゃないか。
今、どんな気持ち?
なにをわかって欲しいんだい?」
と、自分に優しく聞いてあげて。
「だって!◯◯なんだもん!!」
「ほんとは、◯◯なの!」
って、本当の気持ちが、ふわっと出てきます。
そこからが、スタート。
これ、子どものかまってちゃんや不機嫌ちゃんが、
発動した時にも、けっこう使えます。
大人も子供も一緒。
みんなこれで落ち着きます。
ちゃんと、自分の声を聞いてあげるだけでいいんです。
誰かにわかって欲しくなったときは、
自分の内側に耳を澄まして。
本当はやりたくないことはない?
本当はやりたいのにしていないことない?
我慢しなくても、
やりたくないことしなくても、
しあわせにはなれるんですよ。
それは、わたしが保証します。
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