生まれた町のこれから
昨日は地元に帰り、たまたま開催されていた
「市長が直接住民にこれからの方針を話す会」に参加してきました。
ここ最近”地方創生”には非常に関心がありました。
そして私の生まれた町の市長が考えるまちづくりはどんなものかと気になったので行きました。
予想通り、私くらいの年代は一人もいませんでした。
正直、私もこれまで積極的に選挙や地方の取り組みなど参加してきたわけでもなく、去年自分で事業を始めてからいろんな方の話を聞く中で興味がわいてきたことです。
ただ、自分が生まれ育った町が本当に好きでこの町で暮らしてこれたことに感謝の気持ちはずっとありました。
札幌で暮らし始めた今、また里帰りするかと聞かれたら札幌の方が住みやすいですし、仕事もある…移転をしたいという気持ちはありませんが…
私の帰る温かい場所としてずっとあってほしいと願う気持ちでいっぱいです。どんどん人口が減少していきますが、無くなってほしくないんです。
私は人との関わりが大好きです。
そしてありがたいことに大人になった今も沢山の大人に可愛がって育てていただいてます。
私が小さいときから変わらないことです。
それは、周りの方の素敵さはもちろん、あの町で培った力でもあると思うんです。
身内だけにとどまらず、
私の友達、友達のお母さんやお父さん、お母さんの友達、お父さんの職場の方、お姉ちゃんの友達、おばあちゃんの友達挙げたらキリがないくらい沢山の大人に見守られて可愛がられて育ってきました。
本当にたくさん。その中で人と関わることの喜びを感じ、人とどう関わるのが良いのかという訓練を自然と重ねてこれたのだと思うんです。
札幌に来てから地域のコミュニティを感じたことはありません。(私が参加していないだけかもしれませんが)
でも、小さな町だから”ヒト”として扱われるのではなく
〇〇さんとまで認識してもらえるのだと思います。
小さな町には小さな町の魅力がある。
昨日の話の中では、雪の対策や地域医療についてなども話されていましたが、
他にも関心を向けなければいけないことがあるのではないか?と思いました。
外の人に分かってもらって観光名所になることだけが町の魅力じゃないから、
私は是非、「子どもを産んで育てたい町」にしてほしいと思っています。
そんな町づくりを進めてほしいなあと願いを込めて発言をしてきました。
産婦人科を作るのはどうかと。
答えは365日24時間居なければならない産婦人科を作るのは来る医者がいないから難しいと即答でした😥
作り始めは利用する人が少ないかもしれないけれど、産めるサポートがないんじゃ余計に産まないし、迎え入れられてない感じだなあと。
町で育てていく気持ちで段々使われるようにしたらと思ったのです。
近隣の市にもないところがあるから、例えば一緒に立ち上げるとか?
想いのないところに人は集まらないから、ただ作ってもお医者さんは来ないでしょう。
家庭の環境に関わらず、子育てしやすい街づくり。
みんなで子どもを育てる地域づくり。
別に高校生や大学生になって町を離れる人がいたって良くて、
そういう町づくりをしていたら
また子どもを育てるきっかけで帰ってくる人がいるかもしれない。
わたしみたいに別のところで活動をしていても、
育った町に愛情を持っている人がいることこそがその町の価値を高めるんじゃないかと思います。
私の話にはまだ具体性がないので…
何かできることがないか、もう少し学びを深めて考えていきたいです。
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