休職中に結婚式を挙げました
noteを始めたのは、ちょうど1年前、新型コロナウイルスが蔓延して仕事やプライベートに影響が出てきた頃。ひとり時間をなんとか有意義なものに、それから、気づかないふりをしていた切ない気持ちを少しでも癒すために。
あぁ、もう1年。この1年で私は妻になり、仕事を手離し、住居を変える。
人生って、色々ある。散々思い知ったことなのに、ここに来てまた突きつけられる。
人生を楽しむこと、楽をすることの大切さ、誰かに頼ることの難しさと、ゆだねることの幸福。人の温かさと冷たさ。そしてまた、ダメになっちゃうんじゃないかという恐怖。
誰も悪くないことに向き合うって難しい。知らない森に迷い込んだ日々。
それでもなんとか、結婚式を終え、夢のような1日を過ごした。
家族って偉大だね。私はこんなにも幸せなのだ。
いつまでも一緒に生きていきたい誠実なパートナー。
全てを背負ってくれて、頼っていいんだって思わせてくれて、私は頭が上がらないよ。暗い暗いトンネルから、救い出してくれてありがとう。助け合うって、協力し合うって、きっとこういうことなんだろうな。
10代の頃から10年以上住んだこの土地。
大好きな人も大切な場所もたくさんできた。
ひとりで山道を散歩して、カフェに行って、クロスバイクでどこまでも走って。食に、空間に、温かい人に、大きな川に、緑に、花に、本に、映画に、丁寧な料理に、癒しを求める日々。次の大きなステップのための、愛おしく必要な時間。
私が今、いちばん頑張るべきは、楽しむこと。
失ったものは、それはそれは沢山ある。嫌なことから逃げられたと思えば、好きなことも奪われた、そんな感覚。
それでもまた、居場所を作るんだ。
生きるんだ。
楽しむんだ。
連休が終わるまでは、存分に自分を甘やかそう。
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