コンセプト詰まりすぎているマルガパーネ
久しぶりに、堀切菖蒲園のマルガパーネへ。
https://cafemargapane.jp/
こちらは、ミヨシ油脂が手がけるコンセプトショップである。
実は、こちらで出しているパンは、ミヨシ油脂が作るマーガリンが使用されている。
マーガリンと聞いて眉を顰めたあなた。よく分かります。
こちらのマーガリンは、トランス脂肪酸は従来のマーガリンの1/10、バターの1/2というヘルシーなもの。
こちらのカフェには、目的が複数ある。
【社員のモチベーション向上】
ミヨシ油脂は、普段はB to Bで『油脂』というものを出荷しているのみで、社員が最終成果物を手にする事はない。
それを目に見えるように、とカタチにしたのだ。
自分たちの作った商品がこんなに美味しかったら…ヤル気もでるのでは?
実際、社員の方も数多く利用しているという。
【広告宣伝】
また、ミヨシ油脂の顧客は企業である。商品は油脂。
見たり、スペックを伝えたところで、良さは伝わらない=買ってもらえない。
それならば、『これ、ミヨシの油脂で作ってるんです』とパンを持って行けたら、分かりやすくて良い広告宣伝になる。
【地域貢献】
先日アド街でも取り上げられた『餃子パン』の中身のアンは、地元堀切菖蒲園の中華屋さんから購入し製造している。コロナ禍で大変だった飲食店の助けになったに違いない。
もちろん、カフェの常連様達は地元の方々である。
【カフェとしての価値】
社長肝入りで手掛けただけあり、コダワリが凄い。笑
カフェのロゴはオリンピックのエンブレムを手掛けた廣村正彰さんが手掛け、コーヒーはスペシャリティコーヒー。
大人気の四角い焼きカレーパンは、マツコの知らない世界でも取り上げられたほど。
更に、最近増えた『ミヨシスペシャル』というカレーパンは、一度焼いてから揚げているので、生地のまま揚げる一般的なカレーパンと比べ、油の含有量が少なく、カリサクッと、ライトな食感である。
なぜスペシャルかと言うと、カレーのフィリングにも、パンにもミヨシの油を使い、更にその油で揚げるという…もう、ミヨシまみれなのである。
と言うと、なんだか油ギトギトみたいですが、本当に軽くサクッと食べれます。
色々なコンセプトが詰まったマルガパーネ(マーガリンパンの意)、是非一度お立ち寄り、味わってください♪
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