オプチャとセットで読むと物語思考の理解がすごく進む

ここ2ヶ月ほどまた本を読むようになり始めて紙の本やらkindle本やら並列で色々読んでたんだけど、物語思考っていう自己啓発系の本が久しぶりに自分の中でヒットしててなかなかいいです。

物語思考　「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術 (幻冬舎単行本)

もともと発売の少し前から存在を知って気にはなってたけど、やりたいことが見つからなくて悩んでるわけじゃないし、まあいつか買うリストとかに入れておいてAmazonとかでポイントセールとかKindleの半額セールとかそういうのになったら買ってみようと思ってたんだけど、けんすうさんのXで物語思考に関するオープンチャットの存在を知って、自由に入れたので全然買ってもいない段階から入って見てました。

物語思考の読者グループを作りました。

本を読んだ、これから読もうと思っているけど

- これどういうこと？
- やってみたけどうまくいかない

とかを相談できるところです。

オープンチャット「『物語思考』読者グループ」https://t.co/wC1nwukFXv

— けんすう/『物語思考』4万部突破 (@kensuu) August 21, 2023

最初は本の内容も知らないうえに質問も回答も長文でなかなか読む気が起きない時とかもあったんだけど、流し読みしているうちにちょっと気になる文章とかがあって、それに対する回答も興味深かったりしてだんだん本を読みたくなってきてしまって、結局発売翌週あたりで買いました。

Amazonの予約販売で紙の本を買った場合はおまけのPDFとかもらえたんですけど、気にはなってるけど紙の本だとお風呂の中に持って行ったりとかできないし、結構気分で読む本を途中から変えるタイプなので、手元になくて読む機会を逃すっていうことがよくある自分としてはやっぱりKindleの方がいいなと思ってグズグズしてたのもあるんですよね。結局Kindle版の方を買ったわけなんですが、あの本は買って良かったです。

内容の紹介なんかはそこら中でされててちょっと調べればいくらでも出てくるんで別に書かないですが、この本のいいところって、今の段階だと著者の人が開いてるオープンチャットがあるところもけっこう大きくて。僕なんかは『本の存在はふんわり知ってるだけで買おうと思ってない』みたいな段階からこっそり入ってたんですけど、最近見てると「物語思考って本ですか」みたいな質問をする人もいて。

特定の何かに対するオープンチャットってだいたいそれのファンの人が多いから案の定「そんな質問するんだ」みたいなちょっと冷たい感じをうけるレスとかがすぐついたりしたんだけど、
少し前に『本を買ってないけどオプチャで質問している人に対して物申す』的な人が出た時に著者のけんすうさんが「そんな制限ないからぜんぜんいいですよ！なんとなく気になるとかの人もいるでしょうし」的な回答をしていた影響もあると思うんですが、
「これこれこういう本ですよ」「ここで買えますよ」「こんな動画もありますよ」みたいな優しいレスが続々続いてて、すごく雰囲気がよくて。

本って通常は売り出したらそこでまあだいたいおしまいで、たまに何かのインタビューとか本人のSNSとかで追加情報が出たりとかはあると思うけど、オープンチャットで著者から直接、本の質問に対する回答をもらえるっていうのは今まで想像したことがなくて。今回このオープンチャットを見ていてすごくいいなと思ってます。
僕も本筋と全然関係ないけど気になったこととか質問したら回答くれましたし。

本は読む人のセンスや経験によって解釈が違ってくるし、著者が意図してない方向の理解をしたり、読み解きの解像度がまだ低かったりして、こういうハウツー系の本の効果をちゃんと発揮しないことなんてザラにあると思うんだけど、いろんな角度からの質問に著者本人からの回答が入るって、質問している本人はもちろんのことそれを周りで見てる人にもすごく理解を深めるいい仕組みだなと思ってて。

しかも著者の方は同じような質問に何回も回答するのは別に問題ないというようなことも発言してるし、すごく質問が寄せられやすい、発言のしやすいいいオープンチャットだなと思います。

いつまであのオプチャがあるのかわからないから、読むなら今のうちに読みながらあのオープンチャットを眺めてみるのがいいんじゃないかなと思います。