いよいよ明日 大腸内視鏡検査
人間ドックは毎年受けている。
いつも大体軽目の指摘で終わる。
例えば糖尿病を示す値が正常範囲を少し超えた、とか腎臓が弱ってるね。とか。
今回は色々あった。
50代半ばに差し掛かる、魔の年齢なのか。
まず腫瘍マーカーでPSAという前立腺がんの疑いを示す値が正常範囲をほんのわずか上回っていた。
次に便潜血。
2回のうち一回が引っかかった。
いずれも軽微な値には違いないのだが、まあ何かあるならきっちりと調べてもらおうと思い、それぞれ別の病院で受診している。
そのうちの便潜血結果による消化器内科受診の流れで大腸内視鏡検査を予約した。
その検査がいよいよ明日というわけだ。
率直にいうとお尻から内視鏡などの異物を入れるのは初めてだ。
考えただけでもおぞましいのだが、開き直ったからか、自分の体がどんなことになっているのかに興味があるからか、担当医の評判がすこぶるいいからか、不思議と不安はない。
ただ、明日に向けた準備が煩わしいだけだ。
夕食後にまず7時に一回下剤を飲む。
そして寝る前にもう一回。
今は寝る前だから、これを飲むと夜中に必ずトイレに行くことになるのだろう。それがちょっと気が重い。
朝起きて、7時からはひたすらモビプレップという経口腸管洗浄剤を水に溶かしたものを最高2リットル飲む!
もちろん小分けにしてゆっくり時間をかけて飲むわけだが、なんと毎度コップ一杯の水も飲むのだから、ちょっと想像できないほどキツそう。
でもこの一連の儀式を経て僕の大腸は生まれ落ちてから初めてキレイキレイになるのだから、まあいいだろう。
そして折角だからポリープの一つくらいは見つけて取ってもらいたい。
そしてできれば”がん”なるものが見つからないことを祈るのみだ。
明日は頑張っても仕方ないのだが、まあ頑張ろう。
おしまい
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