人の身体について

歌のレッスンも兼ねて、整体についていろいろ学んでいます。

もう3年ほど経ちましたが、自分の体を内観して、整えていくというもの。そうすれば、おのずと息がよく入り、呼吸が整い、体がリラックスして力が抜け、よく響くようになります。

人間の身体ってすごいです。
本当は薬をのんだりしなくても、自分たちで治す力を持っています。野口整体に、愉気法というものがあります。愉快に気を送る。天心で、何も考えずにぽかんとしながら相手の体に手をかざし気を送ると、体が自然治癒され、お互い勝手に元気が湧いてきます。

病は気から。とよく言いますが、本当にそうで、
邪気の反対が、愉気。病気が治るだけでなく、仕事がうまく行ったり、私生活がうまく回ったり、とにかく身体が整うと、気持ちがわくわくしてきます。

あとは、火事場の馬鹿力ということわざもあります。
人それぞれ、動きの癖があったり、これはできない！という思い込みで、出来ることもできなかったりします。それを、いざと言う時に、人は無意識に自分の想像を超える動きをします。それは普段もできるはずなのに、思い込みが邪魔をしてしまっていてできない。
体の使い方を知っていれば、本当は何十倍ものパワーを発揮することができるはずなんです。

シャンプーや石鹸なんかも本当はいらないはずで、身体の汚れは水で流せばいいはずで、それで自然にバランスがとれるはずなのに、落としすぎるから、逆に頭皮が油を出そうとしてベタつくし、肌も落としすぎてバランスが取れなくなるから、荒れたりします。

まだまだ書き足りないくらいにすごいことは沢山ありますが、わたしもまだ勉強中です。

とにかく実践するたびに、なにもかも理にかなっていて、身体のポイントをおさえて動かせば、一瞬で身体が温泉に入ったようにぽかぽかして整うし、目からウロコなことばかり。

師匠の岩下せいかさんに、レッスン受けながら、日々変化していく身体にびっくりしています。

あー、もっと勉強するぞー。
天心、遊び心が大事です。