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「か」ではなく「と」

先日、渋沢栄一の玄孫の渋沢健さんの講演に誘われたけど、予定があって行けなかった。
誘ってくれた人が後日、おもしろかったからと話を聞かせてくれた。

「論語と算盤(道徳と経済)」についての話で、「道徳か経済」ではなく、「道徳と経済」であることが重要なんだという話だったそう。

A「か」Bという時、似たようなものを比べてどちらかを選ぶことが多いけれど、A「と」Bという時、まったく違うものを組み合わせて別のものを生み出すことができる、と。

たとえ話として、カレーうどんの話をしていたそう。
インドのカレーと中国のうどんに、日本の出汁が加わって、カレーうどんというまったく別の素晴らしい料理を作りだしている。
「と」の役割を日本の出汁がしているとのこと。

日本には、まったく違うものを結びつけて新しいものを生み出す力がある、という話だったんだそう。

なるほどーと思う。
そして、カレーうどんのたとえがわかりやすくておもしろい。


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