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人とのかかわりが地域への思いを育む

今日はNPOの活動があって、若松区の市民センターへ。
子ども講座でのまち探検。

この市民センターでは一昨年度「あそぼうさい」をやっていて、その時参加した子ども達が、今回は中学生ボランティアとして参加してくれていた。
活動がこういうふうにつながっていっていることも嬉しい。

まずはセンターのホールでオープニング。
地域の地名や地形の話を通して、このまちがどんな所なのかを知っていく。

数人ずつに1枚の地図をのぞき込みながら考えるシーンでは、自然と大学生メンバーが中に入って子どもたちのフォローしてくれていた。
こうやって自分で考えて動けるところがすごいなと思う。

そして、まちの歴史に詳しい地域の人からも、少し解説をしてもらった。
ちょっと難しいかな?とも思いつつも、こんなふうに地域の大人から子どもに語り継いでいくことは大事なことだと思った。

探検隊ミッションを確認してから、まち探検へ。
全体で40人くらいいるから、それなりの人数。
子どもたちの歩くペースもそれぞれだけど、そこは大人がばらけて入ってフォローする。

歩きながら道端の草花の解説をする地域の人や、立ち止まって花を摘んでは大学生にプレゼントする子どもなどなど、結構自由。
けどそのゆるっとした感じもいいんだろうと思う。

今回、大きなポイントは2か所で、そこではみんなで集まって地域の人から説明を聞いて、集合写真を撮った。

1時間くらい歩いてセンターに帰ってきてから、みんなでふりかえり。
出発前に出されていた探検隊ミッションの答えと、このまちについて自慢したいことを書く。

子どもたちからは、「知らない道を通れて楽しかった!」「このまちのことを知れて良かった!」という感想が聞けた。

こんなふうに、みんなで一緒にまちを歩いたり、地域の人から教えてもらったり、人とのかかわりを通した体験が楽しい思い出として残って、「このまちが好き」という気持ちを育んでいくんだろうと思う。

コロナ禍でほとんどなくなってしまったけど、本来はこうした自分たちのまちを知っていくような活動が、うちのNPOの本流とも言える活動。
こういう活動が増えていくといいなぁと思う。

地域の人たちも、中学生ボランティアも、大学生メンバーも、それぞれが自分にできること、やりたいことを無理なく楽しみながらやっているように見えた。
そんな楽しさが子どもたちにも伝わって、とても良い講座になったんじゃないかと思う。

久々のまち探検。
みんなの感想を最後まで聞いて、メンバーでのふりかえりの場にもいたかったけど、残念ながら12時がタイムリミット。

午後は仕事でとっても大事な講座があったので、後ろ髪を引かれつつ一足先に解散。
どんな感想が出ていたのか聞かせてもらわなきゃ。

活動の詳しい様子はこちら


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