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月見茶会
昨日は、飯塚市にあるパドドゥ・ル・コトブキという結婚式場でお茶会があって、お茶の先生たちと一緒に行ってきた。
飯塚や田川でお茶をしている方たちの、和楽会という会が毎年開催しているお茶会で、今年は40周年記念だったそう。
お濃茶とお薄、点心の席がある。
2席目のお席に入って、順番に回った。
お濃茶席のお軸は「茗碗閑中味」で、シュウメイギクとツワブキの葉が生けられていた。
主菓子は淡いピンクと白の色合いがとってもかわいらしくて、よく見ると金も散らしてある。
見た目にも素敵だし、とってもおいしい。
お濃茶は3名分になっていて、コロナ禍では1人一碗でいただくか、お薄だけになっていたことを考えると、なんだか久しぶりのことで新鮮だった。
お薄席のお軸は「松菊萬年歓」で、酔芙蓉が生けられていた。
煙草盆も略式ではあるものの、とっても素敵。
お棚は旅箪笥の小ということで、初めて見るサイズ。
中に入っている水指や柄杓も小さくて、こんなサイズのものがあるんだ!とびっくり。
点て出しのお茶碗も数茶碗ではなくてそれぞれ違うものが出されていて、こういう心遣いも嬉しい。
点心席のお食事も、見た目も華やかだし味もおいしくて満足。
今回、2席目には福岡県の服部知事が入っていた。
奥さまがお茶をされているそうで、その送迎で来るという話だったから、お席にも入ってもらうことにしたんだとか。
そんなわけで飯塚市長も一緒だった。
あと、お濃茶席の席主の先生のところでお茶をしているという県議の方も。
点心席では知事と県議と同じテーブルになったので、色々おしゃべりをしたんだけど、知事と一緒に食事する機会とかそうそうないだろうなと思う。
偉そうなところは全然なくて、とっても気さくな方だった。
せっかくだからとみんなで記念写真も撮った。
数日前から急に気温が下がって、秋の気配。
先週のお稽古ではまだまだ袷は暑いけど、11月のお茶会だからさすがに単衣は着られないねと話していたところ。
昨日は襦袢はまだ夏物だけど、袷の着物でも大丈夫なくらいの気候だった。
昼から雨予報だったこともあって、迷った末に、駒柄の江戸小紋に博多帯を合わせることに。
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親戚からもらった反物を、数年前に仕立てた着物と、リサイクルで買った帯。
お茶会に行って、やっぱりもう少し明るめの色味の着物にすれば良かったかなぁとちょっと後悔。