毎回違うものにできるのがすごい
今日は、北九州市男女共同参画推進員の会が主催する講座があって、うちのNPOのリーダーが講師をすることになっていたので、八幡東区の市民センターへ。
推進員の会では年3回の講演を色々な地域でしていて、今年のテーマは防災ということで、「防災とジェンダー平等」をテーマに、3回ともうちのリーダーが講師を頼まれている。
1回目は若松区。
2回目は戸畑区。
そして今日が3回目。
リーダー曰く、「防災はそのまちの自然との共存で、地域ごとに違う」とのこと。
だから同じテーマでも、その地域の地形や地名、災害特性の話とかを盛り込むことで、それぞれ違ったものになる。
しかも今回は、市民センターのクラブ登録説明会の前段での講演会ということで、地域外の人もいたり、対象も雰囲気も、今までとは違った感じ。
過去2回は会場のセッティングも島にして、話し合いができる形になっていたけど、今回はイスのみのスクール形式。
時間もいつもより短いのに、レジュメを見る限り内容は盛りだくさん。
どんな感じになるのかなと思いながら聞いていたけど、さすがだなと思うばかり。
過去の講座でも、血縁・地縁・知縁の3つの「ちえん」の話をしていて、もちろん地域コミュニティである「地縁」の大切さについての話は外せないところ。
その話もしたうえで、今回はクラブ登録説明会で地域外の人も多くいることから、「知縁」についても触れていた。
このまちに知っている人がいっぱいいるということは、いざという時の大きな力になること、クラブで活動するみなさんがこのまちの人材ネットワークを築いて、3つのちえんを活かして、誰一人取り残さない防災への取り組みを進めていってほしいことなど。
そして、この地域が国境石や両国橋などがあり、2つの地域をつなぐまちだったことにも触れて、人が通過して触れ合っていくまち、多様であるがゆえに受入れ合っていくことのできる交流の地域拠点だったとして、そうして受け継いできたものこそ、このまちの特性だという話で締めくくっていた。
そっちに持っていくのね!そういう方向から行くのね!と感心してしまう。
どこに行っても誰が対象でも同じ話、同じ進行をする講師もいるけど、リーダーは、同じテーマでも、地域や対象によってちゃんと違ったものに組み立てていくところがすごい。
何度聞いても違った学びがある。
そんなリーダーはこちら
講座の詳しい様子はリーダーのnoteから