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宗像大社献茶祭

今日は表千家奉仕の献茶祭が宗像大社であったので、休みを取ってお茶の先生たちと行ってきた。

献茶祭は、お家元の献茶式の他に、出光席展観、出光席、支部席待合、支部席、点心席があって、献茶式以外は班ごとに回る順番が決まっている。

献茶式は本殿で、お祓いの後、お家元の猶有斎による、お炭、お濃茶、お薄のお点前と献茶がある。
本殿正面の関係者席の横に設けられた、テント下の椅子を確保して拝見。
とはいえ柱とかもあって直には見えないので、モニターが用意されていて、映像で見ることができる。
お家元のお点前を見る機会なんてそうそうないので、みんな真剣。

支部席の待合の掛軸は「天下和順楽」が掛けられていた。
本席の掛軸は即中斎の「喫茶去」で、鶴首の花入れに生けられたお花は、八重のシュウメイギクとチンシバイ。
チンシバイというお花を初めて見たんだけど、とってもかわいくて好きになった。

出光席は、普段出光美術館に展示されているお道具を使って行われるので、見応えもたっぷり。
掛軸は仙厓さんの「栽松化為老龍鱗」という一行書きのもの。
仙厓さんの掛軸は絵が描かれているものが多いので、とても珍しいそう。
お花は明代の青磁の花入れに、白い牡丹が生けられていた。
お茶碗も、桃山時代の井戸茶碗など、見るからにすごそうなものばかり。
数茶椀は、小山富士夫さんが宗像の土で作ったものだそう。
絵唐津の水指もとっても素敵だった。

もう10月で本当なら着物は袷なんだろうけど、今日は27℃予報で袷なんて着られないと思って、単衣にした。

母の知り合いからいただいた着物と帯で、とっても上品な色合いでお気に入り。

宗像大社の池に鷺がいたから写真を撮ろうとしたら、餌をもらえると思った鯉が寄ってきて地獄絵図のような写真に…。

何かよくわからないものも展示されていた…。

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