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ファシリの役割は重要
昨日は、NPOの活動2本立て。
八幡東区の市民センターでの男女共同参画講座の後、大急ぎで八幡東区自治総連合会の研修会をやっている響ホールへ。
研修会の基調講演の後に行われる、3つの自治区会の活動事例発表のファシリテーターを、うちのNPOのリーダーが任されていたので。
午前・午後の2本立てとかじゃなく、講座後30分もしないうちに次がスタートするようなスケジュールになっていて、頭の切り替えがたいへんだろうと思った。
そんな無理矢理なスケジュールでも、リーダーにお願いしたいという事務局の意向なんだから、よっぽど頼りにされてるんだろうと思う。
ただ、事例発表の時間は50分で、3つの自治区会が10分ずつ発表すると聞いて、こんなのどうやって回すんだ…と、もう少し時間はなんとかならなかったのかと思ってしまった。
でもそんなタイトな時間でも、それぞれの発表ごとにまとめのコメントもして、ディスカッションもして、最後に全体のまとめをして、しっかりと時間で収めているところがすごい。
しかもコメントが的確で、発表の要点がしっかりとまとめられていてわかりやすい。
これがあるのとないのとでは、伝わり方が全然違うよなぁと思う。
今回の実践は、昨年度3回にわたって開催されたワークショップでの話し合いと企画がもとになっていて、「若い世代を含めたつながりづくり」がテーマだった。
どの自治区会も大学生が一緒に活動していて、発表も、自治区会の会長と学生さんが一緒に発表していた。
3つの事例を聞いての全体のまとめとして、
どの地域も、若い人の力を借りるのではなく、若い人たちに任せて、地域の人たちはそれを支える側に回っていた。
それによって、若い人たちが主体的に活動していて、そうした外からの風が吹くことによって、活動が大きく広がっていた。
そしてそれを受け入れる地域の包容力があった。
というような話をしていた。
事例を聞くだけでは、あの地域だから、あの人だからできたんだよね、となってしまいがち。
そこに、なんで成功したのか、何が良かったのか、どう関わったからそうなったのかという、取り組みの中のエッセンスの部分をしっかり引き出して伝えてあげることで、聞く人たちにとっても、自分たちにできることとして考えることができる。
ファシリの役割は重要で、その期待に応えられるリーダーだからこそ、無理矢理なスケジュールでもお願いしたくなってしまうんだろうなぁと思うし、その気持ちはよくわかる。
そんなリーダーはこちら