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知っているのとできるのは違う
今日は北九州市社会福祉協議会が主催する、ボランティアや市民活動の秋の祭典「ボランティアウィーク2024」があって、ウェルとばたに行ってきた。
活動紹介コーナーのモニターでは、うちのNPOの活動紹介も流れることになっていたので、ちゃんと流されているか確認。
スライドや展示での紹介を見ると、身近な地域のものからグローバルなものまで、色々な団体が活動してるんだなぁと思う。
その後、「もしもに備えるいつも~災害時、トイレの困ったに備えよう~」というテーマでの講演会があったので、参加してきた。
講師は、NPO法人つなぎteおおむた理事長の、彌永恵理さん。
災害時のトイレ問題は、断水の影響もあって深刻。
そのうち仮設トイレが設置されるんじゃないかと思ってしまいがちだけど、過去の災害における統計では、1週間以上仮設トイレなしというのが51%なんだとか。
やっぱり自前で準備しておかないといけないんだなと思う。
非常用トイレといっても様々。
凝固作用だけでいいのか、消臭や抗菌作用も求めるのか、お値段と相談しながら選ぶといいとのこと。
そして、知っているのとできるのは違う!ということで、実際に使ってみることが何よりも大事だと言われていた。
というわけで、2人1組になって実践。
大きなビニール袋と新聞紙、500mlのペットボトルの水と凝固剤が配られる。
まずはビニール袋を広げて、新聞紙をどう使ったら水を吸うかを考えて入れてみてくださいとのこと。
一番下に広めに敷いた後、くしゃくしゃにしてふわっとさせた感じで置いてみた。
その後、1回のトイレの量として250mlの水を入れてみる。
しっかり吸わせるには、揉み込まないと難しい。
今は水だからいいけど…と考えると、やっぱり凝固剤は必要だなと思う。
ちなみに新聞紙は、短冊状に割いて使うのが一番吸収するらしい。
次に、ペットボトルの残りに、凝固剤を入れて固めてみる。
ちょっとずつ入れてみてもなかなか固まらない。
最終的に全部入れたらしっかりと固まった。
凝固剤によって固まり方も違うから、どのくらいの量があれば固まるのかを確認しておくことが大切だと言われていた。
そうすれば、いざという時にも無駄にしなくてすむからと。
市民センターの防災講座とかでもらった100均のやつがあるから、一度試してみようかな。
他にも、便座にビニール袋をかぶせる時のコツを実演してくれたり、とっても実用的。
普段から小学校や高校でも講演をしているそうで、伝え方もとてもわかりやすかった。
災害時のトイレ問題、ちゃんと考えて備えたい。