
1月29日
今日1月29日は、清純派女優として一世を風靡した、本間千代子さんの誕生日です。
1945年(昭和20年)生まれなので、ぼくより10歳年上なんですね。
☆ ☆ ☆
じつは子供のころ、本間千代子さんの大ファンでした。

いまや、世間では忘れられた人になっていますが、清純派女優として、吉永小百合さんと人気を二分していたんですよ。
ぼくが本間千代子さんを知ったのは、「少年忍者風のフジ丸」というアニメでした。
大量破壊兵器の製造法が記された「龍煙の書」をめぐり、日本を支配しようとする風魔一族と闘う、正義の少年忍者の活躍を描いたアニメで、毎回登場するいろいろな忍術を楽しみに見ていました。
ぼくは、一瞬にして空が暗くなり視界を遮る「暗夜の術(たぶんこんな名前)」が大好きで、忍者ごっこをするときは、必ずこの術を使っていました。
この番組では、アニメが終わったあと、本物の戸隠流忍者が登場し、忍術の解説や手裏剣の投げ方などを解説していました。
そのコーナーの聞き役が、本間千代子さんだったのです。
たぶん小学生だったと思いますが、子供心にも綺麗なお姉さんだと思いました。
☆ ☆ ☆
それで思い出したのが、三歳年下の妹のことです。
彼女は、ぼくが忍者アニメに夢中になっているころ、「新妻鏡」というテレビドラマを夢中で見ていました。
薄幸な女性が翻弄され数奇な運命に流される物語なんだそうで、そんなドラマに小学生の女の子が、なぜ惹かれていたのかよくわかりません。
ただ、男女の脳には、先天的な違いを見いだす、という研究があるそうで、これを男脳、女脳と称しています。
たしかに傾向はあるように思いますが、すべての男女に当てはまるかといえば、答えはノーです。
人の脳が動物から発達したいま、雄雌を表すSEXと性別を表すGENDERとは、明確に区分する必要があるのでしょう。
女らしく生きたい雄、男らしく生きたい雌・・・。
あっていいと思います。
☆ ☆ ☆
ほうひとつ話題を。
今日1月29日は、南極の日です。
1957年(昭和32年)、日本の南極観測隊がオングル島に上陸し、昭和基地を設営した日にちなみます。
☆ ☆ ☆
南極といえば、ノルーウェイの探検家アムンゼンと、イギリスのスコットが、極点を目指し競争になったことが有名です。
結果は、アムンゼンと4人の隊員が、最初に極点に到達しました。
そして、その日12月14日も、南極の日とされています。
でも、極点を目指したのは、ノルーウェイとイギリスだけではありません。
日本の白瀬矗も、1910年(明治43年)極点を目指していました。
残念ながら、極点として日章旗を立てた場所は、極点ではありませんでしたが、小さな木造船で南極を目指した勇気は、世界からたたえられました。
そして、「宗谷」「ふじ」につづく3代目の南極観測船が、「しらせ」と命名されました。
いま南極にも、温暖化の影響が出ているようですが、地球最後の秘境を、地球規模で守っていきたいと思います。
・・・おわり