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1月10日

今日1月10日は、多摩都市モノレールの立川北駅から多摩センター間が開通し、全線の開業が始まった日です。

2000年(平成12年)のことでした。

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東京周辺の鉄道網は、山手線の円周上を起点として、JRや私鉄が日輪のように各方面へ延びています。

神奈川方面へは京浜東北線や東海道本線。

埼玉方面へは上越線や西武/東武線。

茨城方面へは常磐線。

千葉方面には総武線や京成線。

そして東京都の西へは中央線や京王線が延びています。

しかし、これら放射線に延びる鉄道網を、郊外で接続する路線は、さほど多くありません。

南部線や武蔵野線など、数えるほどです。

そこで、そこに登場したのが、東京の西部を扇状につなぐ多摩モノレールでした。

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このモノレールができて、相模原方面へいくのが、ぐっと便利になりました。

しかし、もう一方の端である上北台駅は、切れた電線のように、新青梅街道あたりで、プツリと切れています。

接続する鉄道もなく、純粋なターミナル駅となっていますが、2022年に、箱根ヶ崎まで延伸する計画が発表されました。

青梅街道の上に造られるそうですが、新大宮BPの様に景色が悪くなるのは、すこし残念です。

個人的には、そのまま真っ直ぐ延伸し、多摩湖をまたぎ、西武球場前駅と結んで欲しいと思っていました。

そして、そのまま小手指あたりまで延伸すれば、埼玉と東京の連携が、もっと良くなると思うんですが。

でも、もう決まってしまったので、夢物語になってしまいました。

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こういう駅は、都営大江戸線の光が丘駅も同様です。

光が丘駅は、新座市や和光市などが協力し、武蔵野線の東所沢駅まで延長し、接続させるような動きがあります。

まだ具体性には乏しいのですが、もし接続したら、大江戸線の利便性が飛躍的に高まるものと思います。

悪い乗りすれば・・・。

さらに西武球場前駅まで延伸したら、営業的にも利益があるんじゃないのかな?

なんて考えてしまいます・

・・・おわり


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