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1月22日

今日1月22日は、ギリシャ系アメリカ人俳優である、テリー・サバラスの命日です。

1922年(大正11年)に生まれ、1994年(平成6年)のこの日に亡くなったので、満72歳での旅立ちでした。

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テリー・サバラスといえば、なんと言っても「刑事コジャック」だと思います。

日本では、「鬼警部アイアンサイド」の後に放送され、森山周一郎さんの渋い声とともに、毎週楽しみに見ていました。

スキンヘッドにサングラス、マフィアのボスかと見まごう容姿で、ニューヨークの街を守る刑事コジャックは、本当に恰好よく、痺れました。

一節によると、このドラマは「刑事コロンボ」に対抗するため、派手なアクションを取り入れたのだそうです。

やっぱり若いころは、コロンボよりコジャックに惹かれていたように思います。

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そうそう、ぼくには「刑事コジャック」で印象的な場面があります。

それは、コジャックが腕にしてた時計なんです。

まだデジタル時計など無い時代、コジャックの腕には、赤く光る光電管式のデジタル時計が、巻かれていたのです。

コジャックが腕時計を見て、ベゼル横のボタンを押すと、光電管が赤く輝き、時刻が表示されました。

電池の消耗が大きい光電管のため、常時表示はできなかったようですが、本当にカッコ良かったし、欲しいと思いました。

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「奥様は魔女」をみて、大きな冷蔵庫に憧れたり、アニメのポパイをみてハンバーガーに憧れたり。

この時代、アメリカのテレビドラマは、日本人の憧れがいっぱい詰まっていたように思います。

ぼくの憧れ一番は、やっぱりナイトライダーのキットですね。

いまでも欲しい。

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もうひとつ話題を!

今日1月22日は、修学旅行列車の愛称が、「ひので」と「きぼう」に決定した日でもあります。

1959年(昭和34年)のことでした。

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当時、東京の中学校のほとんどは、修学旅行に京都・奈良を選びました。

そして、修学旅行専用列車が仕立てられ、夕方東京駅を発ち、明け方に関西方面に到着していました。

ぼくもこの「ひので号」で修学旅行に行きました。

ちょうど大阪万博が開催されている時だったので、奈良を観光した後、通常は京都に行くのですが、大阪の千里丘陵にむかいました。

そして初めて接する外国人に大興奮したり、太陽の塔に立てこもる人を見上げたり、それは楽しい思い出をいっぱい詰め込みました。

でも・・・。

その後の修学旅行は、東海道新幹線を利用する事になり、修学旅行専用列車は無くなってしまいました。

じじつ、三歳年下の妹は、新幹線ひかり号で奈良・京都を巡りました。

目的地に早く着いた方が、現地でたくさん楽しめると思いますが、のんびり走る列車も、けっこういい思い出になるんですよね。

・・・おわり


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