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1月28日

今日1月28日は、スキーバスが長野県を流れる犀川に転落し、25名が死亡、21名が重軽傷を負った、「犀川スキーバス転落事故」が起きてしまった日です。

1985年(昭和60年)のことでした。

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楽しい思い出ができる筈だったスキー旅行が、一転して大惨事になってしまい、亡くなった人も助かった人も、さぞ口惜しい思いだったんじゃないでしょうか。

この「犀川スキーバス転落事故」とともに思い出すのが、「青木湖バス転落事故」です。

この事故も、同じくスキー客を乗せたバスが、長野県の青木湖に転落し、24名が死亡、15名が重軽傷を負いました。

スキー大好きなぼくは、この当時、白馬や八方尾根にもかよっていましたので、この事故は他人事ではありませんでした。

もしかしたら、ぼくが乗ったバスが、冷たい水の下に沈んだかも知れないと思うと、身も凍る思いです。

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前者の事故は、運行会社の健康管理責任が問われました。

というのも、事故を起こし死亡した運転手は、事故当日まで二週間の連続勤務だったからです。

また後者の事故は、定員オーバーが原因でした。

定員32名のバスに62名を乗車させ、カーブで脱輪し転落しました。

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それから31年、ふたたび惨事が起きてしまいました。

斑尾へ向かうはずだったスキーバスは、国道18号線の碓井バイパスを、猛スピードで下り、みずからのコントロールを失い、ゆるいカーブで崖下へ転落したのでした。

この事故で乗員乗客15人の命が失われました。

ぼくもこの道は、なん度も通りましたが、つづら折りの道はカーブがきつく、スピードの出しすぎがおおきな事故につながるだろうと、いつも思います。

そんな危険な道を、真っ暗で凍結した道を、不慣れな運転手がハンドルを握っていたことは、やはり人災の匂いを感じます。

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スキー場へ向かう道は、細く曲がりくねり、滑りやすい雪が積もっています。

一歩間違えれば、谷底へ転落という崖沿いを走る道もあります。

だからこそ、いっそう慎重な運転が求められます。

このような悲劇を二度と起こしてはなりません。

安全には万全の体制で、お願いしたいと思います。


・・・おわり

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