(株)サトキンは 【 砂型鋳造で世の中のためになる鋳物をつくっています! 】

【 サトキンのモノづくり 】アルミ合金と銅合金鋳造を主に取り扱い、大型・薄肉・鋳包み部品を得意としています。 産業ロボット部品(アルミ鋳物)は鋳肌にこだわり、銅合金鋳造では、素材重量1,000㎏を鋳込め、アルミ青銅を取り扱える国内有数の企業です。

(株)サトキンは 【 砂型鋳造で世の中のためになる鋳物をつくっています! 】

【 サトキンのモノづくり 】アルミ合金と銅合金鋳造を主に取り扱い、大型・薄肉・鋳包み部品を得意としています。 産業ロボット部品(アルミ鋳物)は鋳肌にこだわり、銅合金鋳造では、素材重量1,000㎏を鋳込め、アルミ青銅を取り扱える国内有数の企業です。

最近の記事

アルミ鋳造・銅合金鋳造の材料について

はじめに 鋳造は、金属を溶かして鋳型に入れることで、作りたい形状を容易に形にすることができ、自動車部品・産業機械部品・宇宙部品・船舶部品・鉄道部品・医療部品・景観品等、私たちの生活になくてはならない存在となっています。使用できる金属も用途により様々で、鋳鉄、アルミニウム合金、銅合金、マグネシウム合金等があります。今回はその中でも弊社で主に取り扱っている、アルミニウム合金と銅合金について記していきます。 【 アルミ合金の種類と特性 】 アルミニウムの特性 アルミニウムは

    • 鋳造とは【 読むだけでわかる基礎知識 】

      鋳造とは作りたい形と同じ空洞部を持つ型(鋳型 いがた)に、溶かした 金属(溶湯 ようとう)を流し込み、その後冷やし固める金属加工法のことです。 図1を解説しますと、Aの鋳型(上型)とBの鋳型(下型)は作りたい形になるように、型をつくり上型と下型接着させます。しっかりと硬化したらB部へ溶湯を流し込み冷やし固めたものがBの鋳物です。                 図1(測定解決ライブラリーより引用) 鋳造でつくられた金属製品を” 鋳物(いもの)”と言います。人類が金属を溶

      • 【 金属の不思議 】粘性について

        鋳造会社に勤務し、これまで金属とは関わりのなかった筆者が体験した 金属の不思議についてご紹介いたします。 水と溶かした金属であれば、どちらが流れやすいと思いますか? 水よりは液体状の金属の方が流れにくいと感じる方が多いのではないで しょうか? 鋳物は鋳型に液体状態の金属を流し込んで造る際、粘性の抵抗が大きくなる と鋳型への充填に時間がかかり、うっかりすると途中で固まってしまう可能 性があります。鋳造会社にとってそれはあってはならないことです。 少し専門的なお話

        • ★深~い鋳物の話 【 生み出す手 】★

          人類が誕生した時には、モノをつくる考えや技術もありませんでした。      ところが中央アジアのメソポタミア地方で、その偶然は起こりました!古代人が薪を燃やした際に、たまたま近くにあった銅鉱石が木材の燃料によって精錬され、銅が溶け強靭で錆びないモノになることを知ったことが鋳造の始まりです。( 加山延太郎著 鋳物のおはなしより引用 ) 【 世の中のためになる鋳物 】 鋳物は、人が生活する様々なシーンで活躍しています。こちらの写真は、素敵なカフェを飾る花器として使われています

          ★ブロンズに輝く大きなお釜★【 砂型鋳造 】でつくる工程をご紹介します!!

          砂型鋳造は、小物の超精密鋳物(50g)から船舶や大型搬送ロボット部品に使用される超大型鋳物(1500kg)をつくることができます。多くの製造方法が存在する砂型鋳造の中でも、有機自硬性砂再生処理機(アルカリフェノール)を活用する、鋳型は自硬性が高く、離型(りけい)に優れています。(離型とは、 砂を型に充填し、硬化した後。型から中身だけを取り出すこと) 【 大型の鋳物(いもの)をつくるのに砂型鋳造は適しています 】     大型の砂型鋳造を可能とするには、設備に加え、数多く大物

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          【 美肌の鋳肌(いはだ)!】アルミ合金鋳造

           私たちの身近にあるアルミ製品と言えば『 一円玉 』ですが、金属の歴史の中で私たちの生活には欠かせない材料となったアルミ二ウム。実は、2000年以上も前に使われている鉄や銅に比べると、誕生してから100年ととても新しくて若い金属です。ジュースの缶や軽量化が進むスマホ、飛行機や新幹線のボディ、そして開発が進むロボット部品など、鉄や銅では重くて対応できない場合はアルミ合金が使われます。 ★アルミ合金ならではの美しさをご覧ください★             【 小さなもの 】【 

          人と金属の出会い!あまり知られていない【鋳造のルーツ】について

          鋳造の始まり 人類が金属を使い始めてから1万年近くたつといわれていますが、その加工方法は鍛造に始まり、鋳造、プレス、切削、溶接など様々な加工法がうみだされてきました。下記の絵はエジプトのテーベの遺跡から出土した、パピルスにかかれた扉の鋳造の様子で、紀元前2,000年以降にふいご(送風装置)が発明され絵で示すように足踏みふいごでるつぼ内の銅を溶解し、その当時の扉をつくる鋳造の様子が描かれています。   日本の鋳造のはじまり 日本には紀元前300年ごろ南朝鮮から北九州の海岸

          人と金属の出会い!あまり知られていない【鋳造のルーツ】について

          ご存知ですか?【鋳造】でこんなものつくれます!

          鋳造(ちゅうぞう)は、金属加工のなかでももっとも歴史のある基礎的な加工技術です。今回ご紹介するのは、砂型鋳造について! つくりたいカタチの砂型に溶けた金属(インゴット材)を流し込み、冷やして固めることで、 複雑な形の製品を作ることができます 。 塑性(そせい)加工・除去加工とならぶ代表的な金属加工法ですが、切削加工エンジニアにとってはなじみの薄い分野でもあります。 まずは、つくりたい製品の図面を元に砂型の方案を決めていきます。どんなふうに作るのが最善かを、長年の経験や技術