【Vol.670】完璧主義を捨てる!

【本のタイトル】
GAFA部長が教える自分の強みを引き出す4分割ノート

【著者】
寺澤伸洋

【インプット(引用文章)】
「完璧」はいいイメージを持つ言葉ですが、「完璧主義」はそうではありません。逆に、これほどまでに自分や周囲を苦しめる資質は、他にはないのではないでしょうか。
「完璧主義」は、真面目で責任感の強い人に多いのですが、そのせいで自分の首も他人の首も締めてしまうことが多々あります。その理由は大きく次のとおりです。
①仕事の依頼主ではなく、自分視点の完璧を目指してしまう
②完璧さを求めると時間がかかりすぎる
③仕事を人に任せることができない
ほとんどの仕事は依頼に基づいて、誰かに渡さないといけないものなので、自分だけが完璧さを追求して完成された資料であったとしても、依頼主がどう受け取るかなんてわかりません。ですから50%くらいの出来で一回相手に見てもらい、大まかな方向性の確認をしてもらった方が後々の手直しが少なくなります。
しかし、完璧主義の人はなかなかそれができません。95%の完成度の資料を98%の完成度にするために、ものすごく時間をかけるような非効率な仕事をしてしまいます。実際はどれだけ時間をかけても、100%完璧なものなどできるわけはないのですから、結果に見合わないためリスクになってしまいます。
また、完璧主義の人は往々にして人に仕事を任せられずに仕事を抱え込んでしまい、最終的に自分のキャパシティを超えてしまいます。仮に人に任せたとしても、結局お願いした仕事を隅から隅までもう一度自分で細かくチェックしないと気が済まないことに。結局せっかく仕事を一つ手放したのに、また自分で仕事を増やしてしまうのです。
上司が完璧主義だった場合はもっと悲惨です。上司が部下に完璧を求めてしまうので、影響範囲がかなり広くなってしまいます。任された仕事のチェックも相当細かく、やる必要がないことまであれもこれもと準備させられます。結局ほとんどが無駄な心配に終わることが多く、チーム全体が上司の完璧主義に振り回されることになるのでしょう。これでは部下が潰れてしまいます。
このように、完璧主義は自分が苦しむだけでなく、周りにも迷惑をかける「病気」です。もし自分が完璧主義だと自覚しているなら、できるだけ人生の早い段階で、意識的に手放す努力をしてほしいのです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
仕事の質を高めていくために、完璧主義を捨てる!

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SATOKEN/凡人の未来日記
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!