【Vol.362】呼吸の仕方を変える!
【本のタイトル】
99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ
【著者】
河野英太郎
【引用文章】
ピークパフォーマンスにはそれに合った「緊張感」、違う言い方をすると「脈拍」が必要です。
オリンピック選手でさえ「もっと緊張すると思ったけど、緊張しないまま終わってしまって後悔している」というケースがあるそうです。
スタート音が鳴り、身体を動かし始めてからスイッチを入れていては、ピークに持っていく前にレースが終わってしまいます。
むしろもう少し緊張感が必要なので、お相撲さんのように手足を叩いて体を刺激したり、その場でジャンプしてちょっとした運動をしてみたりしたのですが、最も手軽で効果があったのが、「意図的に呼吸を速めてみる」ということです。
ポイントは、浅く短い呼吸にすることですが、これを実際にやってみると、いわゆる「テンション」が上がってくるのを感じます。皆さんも是非試してみてください。
このテクニックは、場所や人目を気にしなくてよいことから、日頃の仕事の中でも気分を盛り上げていかなければならない時には有効です。
一方で、意見対立やトラブル対応などで「戦闘状態」が長く続きすぎているときは、深く長い呼吸をすると、気持ちも身体も落ち着いた状態に持っていくことができます。この知恵も、冷静な対応や集中作業を求められるケースではとても有効です。
呼吸の状態とパフォーマンスの関係は意外に深いものなのです。
【具体的アクションプラン】
呼吸の仕方を変える!
→状況に応じて、呼吸の仕方を変える!
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