【Vol.273】仕事は情熱を注げる一点に集中する！

【本のタイトル】
実践版GRIT　やり抜く力を手に入れる

【著者】
キャロライン・アダムス・ミラー

【引用文章】
たくさんのことに興味を持っていながらも、どれひとつ熱烈な情熱にならないというのは、何人もの相手とデートをしても結婚には至らず、1人の人との長期的で献身的な信頼関係から生まれる情熱を見出すことができないのと同じだ。いつでも注意力の扉を全開にして多くのことに手を出していると、あまりに多くのエネルギーが消耗されてしまい、一つのことに十分費やせるだけのエネルギーを残すことができなくなってしまう。
心理学者で『予想どおりに不合理　行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」の著者であるダン・アリエリーは、マサチューセッツ工科大学での調査で、人は、たとえ成功する見込みがなさそうなもので合っても、将来の選択肢という「扉」を閉じてしまうのを嫌うことを発見した。しかし、その先には、本当に大切なことが見つかった時に、それに費やすための時間と集中力が残っていないという結末が待っている。そこでアリエリーは、自分にとって最も重要で、精神的な見返りを最も多く受けられる選択肢に絞り込むことを推奨している。
日本の片付けコンサルタントである近藤麻理恵もこれと同じことを言っている。彼女は、たくさんの「モノ」に囲まれて生活している人に、「ときめき」を感じるもの以外はすべて手放すことを勧めている。「ときめき」が感じられないものは、捨てるか、寄付するか、実態のないモノであれば消去するのだ。なぜなら、そういうモノは、私たちの精神を知らず知らずのうちにすり減らしてしまうからだ。

【具体的アクションプラン】
仕事は情熱を注げる一点に集中する！
→仕事は、あれこれ手を出さずに、情熱を注げる1点に集中する！
また、同時に仕事部屋から無駄なモノを排除する！

実践版GRIT(グリット) やり抜く力を手に入れる

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