【Vol.276】目標を明確に設定する!
【本のタイトル】
実践版GRIT やり抜く力を手に入れる
【著者】
キャロライン・アダムス・ミラー
【引用文章】
何か突出した偉業を成し遂げた人々は、ただ何かの賞や名声を手に入れることだけを目指してやっているのではなく、それをやり遂げることを通して、自分という人間がどんな人間であるかを決め、人生に意味を見出そうとしているのだ。
目標研究では、目標が少なくとも、4つの機能を果たすことが明らかになっている。
①目標には、私たちの注意力(認知面、行動面の両方)を、フォーカスすべき重要な事柄に向ける働きがある。目標が定まってないと、目的を整理することができず、いつでもどこでも様々なことに気を取られ、意味のある行動をするチャンスを棒に振るリスクが高くなる。「フィードバックのない目標と、目標のないフィードバックは、どちらも無意味だ」という言葉の通りだ。目標を持たないというのは、人生の最後にーーーあるいは日々の日常においてもーーー自分の成長具合や、今持っている能力や、努力の程度を知るための評価システムを持たないのと同じだ。
②目標はエネルギー源となり、高い目標ほど大きなエネルギーが引き出される。そして、そのエネルギーは、高い目標を定めて追求する時に、より高い幸福をもたらすことになる。なぜなら、人は簡単に手に入るものよりも、一生懸命努力しなければ手に入らないものに高い価値を見出し、そういうものに愛着を持つからだ。
③目標は粘り強さを引き出し、特に高い目標ほど、努力を長引かせることができる。そのため当然のことながら、高い目標を達成したときの方が大きな成果となる。それは他人に割り当てられた目標でも、自分で決めた目標でも、誰かと一緒に決めた目標でも同じだ。
④目標はその人特有のスキルやリソースの発見に繋がると同時に、自分の抱える課題につながる新たな戦略を見出し、知っておくべき知識を見極めることにもつながる。目標を追求するのに何かスキルが必要な場合、私たちはまず、自分が今備えている能力で足りるかどうかを分析する。例えば、難易度の高いハイキングをしたい人はコンパスを使うことができなければならないし、理想の経済プランを立てるためにはエクセルを使った表計算ができなければならない。スキューバダイビングの資格を取るなら泳ぎのスキルを高める必要がある。もし既に別のところでそのスキルを使って目標を達成していれば、それは自信になるし、たとえそのチャレンジが全くの未経験のものだったとしても、目標があることで、何を身につけたら良いかのピンポイントで知ることができるのだ。
【具体的アクションプラン】
目標を明確に設定する!
→ 目標を明確に設定し、毎日、目標を頭から離さない状態を作る!
いいなと思ったら応援しよう!
![SATOKEN/凡人の未来日記](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33590138/profile_a2f5a7ec3e118b3bbf0998ab7315b1cd.jpg?width=600&crop=1:1,smart)