【Vol.511】質問の種類を使い分ける!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
ただのおしゃべりさんよりも、自分に興味を持って質問してくれる人の方が好感が持たれます。雑談には質問が欠かせません。
そうは言っても、「昨日は何されていたんですか?」「おやすみの日は何されているんですか?」「仕事は何ですか?」「お住まいはどちらですか?」などと質問攻めをされたら、それは質問ではなく尋問になってしまいます。そこで、質問の種類を使い分けて、スマートに雑談を進めます。質問の種類は主に3つです。
1:会話を「深める」質問
2:会話を「広げる」質問
3:会話を「進める」質問
一つ目、会話を「深める」質問とは、「なぜ?」という質問です。
相手「最近筋トレを始めたんですよね」
あなた「そうなんですか。健康的でいいですね!なぜ始められたんですか?」
相手「いや〜実は最近メタボ気味で〜」
のように、『なぜ』という質問によって話が奥に深まっていきます。
二つ目の会話を「広げる」質問とは、「他には?」という質問です。
相手「最近筋トレを始めたんですよね」
あなた「そうなんですか。体を動かすのはいいことですよね!他にも何かされているんですか?」
相手「最近はできるだけ階段を使うようにしていて〜」
のように、『他に』という質問で話が横に広がっていきます。
三つ目、会話を「進める」質問とは、「それで」「それから」という質問です。
相手「最近筋トレを始めたんですよね」
あなた「そうなんですか!私は全然やっていなくて。。。それでどんなことをされているんですか?」
相手「腹筋とスクワットを週に3回実施するようになりまして〜」
のように、『それで』という質問で話を先に進めていきます。
よく、「最近彼氏と喧嘩したの、、、」→「そうなんだ、、、。大変だね。それで?」→「彼って、最悪!この間も〜」→「それから?」という使い方をします。
変に忠告するよりも、「それで?」「それから?」という質問で、相手が話したいことをどんどん引き出してあげるのです。
一流のゴルファーは、ドライバー、アイアン、パター、ウエッジ、その場に応じて使いこなします。一流の料理人も、出刃包丁、むきもの包丁、刺身包丁、中華包丁、なんでも使いこなします。
一流の雑談も一緒です。その場に応じて、質問を使いこなし、相手が心地よく話せる空間を提供するのが一流の会話術と言えます。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
雑談力を高めるために、質問の種類を使い分ける!

#自己啓発 #読書記録 #雑談の一流二流三流 #桐生稔

いいなと思ったら応援しよう!

SATOKEN/凡人の未来日記
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!