【Vol.587】カフェで仕事をする!
【本のタイトル】
自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術
【著者】
上岡正明
【インプット(引用文章)】
私は出社前や午後の眠くなる時間帯に、カフェで仕事をすることがあります。
カフェに移動するのは、2つの理由で脳の機能が活性化するからです。
歩いたり、移動したり、場所を変えたりといった行為は、脳の海馬に存在する「場所ニューロン」を活性化させます。場所ニューロンはもともと、自分がどこにいるか覚えておくための神経細胞ですが、ここが活性化することによって、海馬そのものも同時に活性化することがわかっています。海馬の機能が高まれば、集中力や記憶力が同時に上がります。
つまり、カフェへ移動することによって、途切れた集中力のギアをもう一度入れ直すことができるわけです。
会社に勤めている人は、就業中にカフェで働くことは許されないかもしれません。そんな人は、会社の会議室を利用したり、隙間時間に少し散歩をしたりするなど、長時間同じ場所に留まらないようにして、場所ニューロンを刺激するようにしましょう。
カフェを利用するといい2つ目の理由は「コーヒー」です。
コーヒーにはカフェインによる覚醒作用があるばかりか、脳を元気にする様々な研究結果が発表されています。
集中力や記憶力が高まる、ドーパミンの分泌が増える、うつ病のリスクが20%低下する、など、エビデンスの検証が必要なものまで様々ありますが、少なくともメンタルの改善効果は見込めそうです。
また、コーヒーは飲むだけでなく、香りを嗅ぐだけでも脳を元気にすることがわかってきたのです。
コーヒーが飲めない人も、コーヒーの香りが漂うカフェで仕事をすれば、ストレスの解消になるわけです。
「場所ニューロン」と「コーヒーの香り」のパワーを借りられるお気に入りのカフェで、ぜひ高速仕事術を試していただければと思います。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
集中力を高めるために、カフェで仕事をする!