【Vol.663】考える問題を「細分化」する!

【本のタイトル】
自分を変えるノート術

【著者】
安田脩

【インプット(引用文章)】
「頭の中にあることを全部書く」と言われても、なかなか書けないという人が多いのではないでしょうか。
言葉が浮かばない。あるいは同じようなことを、似たような表現で何度も繰り返して書いているだけで、思考が全く先に進まない。思いついたことも、「誰かに見られたら恥ずかしい」と反射的に思ってしまって書けなかったたり。そんな感じですよね。
そうだとしても、何も心配いりません。最初は誰でも、それが普通です。
私も最初からすらすら書けたわけではありませんでした。。25年前の日記やノートを今読み返すと、その内容の薄さに眩暈がします。
ここでは、頭の中にあることを全て書き出して整理するためのコツを、具体的にご紹介します。
そもそも、「30分かけて何も書けなかった」という人の多くは、トピックの設定が大きすぎます。「どう生きるべきか」のようなとても30分ではおさまらない壮大なテーマを、トピックとして設定していることが原因であることが多いのです。
どう生きるべきか、ということは重要な問題ですが、それを考えるためには、まずできるだけ問題を細かな単位に分割しましょう。例えば、仕事はどうか、家庭はどうか、趣味は、健康は。仕事だったら、どういう働き方をしたいのか、本業の話か副業の話か。10年後なのか、1年後なのか。
そういうことを細分化した上で、「今の仕事の1年後の目標」などと定めれば、かなり考えやすくなるでしょう。抽象的で大きな問題にいきなり取り組むのではなく、目の前に見える、近いところから積み上げる感覚を持ってください。
その上で、思ったように書けないとなったら、その「書けないこと」に注目してみましょう。書けない理由は何か、インプットされた情報が足りないのか、書くことに恥ずかしさがあるのか。そもそものテーマはあなたにとってどうでも良いことなのか。
そうしたらそのトピックは、その書けない理由を掘り下げることに使って構いません。30分で結論を出そうと思わずに、何一つでも気づきがあれば良いと考えてください。インプットが足りなければ、読書やセミナーでインプットをすれば良いという気づきがありますよね。そのトピックとしては、それだけでも十分です。
最初に設定したトピックは、本当の課題でないこともよくあります。「月100万円稼ぐにはどうしたら良いか」と書いてはみたものの、実は月100万円稼ぐこと自体に全然興味がないことに気づくこともあります。それはもちろん、大きな気づきですよね。
そうしたら、次は「お金出ないとしたら、趣味を極めれば楽しく、幸せに感じるだろうか」とか「身の回りの人間関係をよくすれば良いのでは?」というふうに、よりあなたにとって本質的なトピックを設定していくことができるようになります。
とにかく、焦らないこと。30分のトピックはもちろん、まとまった時間を確保して臨む一人合宿であっても、それだけで結論を出そうとする必要はありません。いくつか重要な気づきがあれば、それで十分人生は変わり始めますし、投資した時間の元も取れます。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
思考を深めるために、考える問題を「細分化」する!

#自己啓発 #読書記録 #自分を変えるノート術 #安田脩

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SATOKEN/凡人の未来日記
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!