【Vol.465】ノウハウをマニュアル化する!
【本のタイトル】
成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術
【著者】
古川武士
【インプット(引用文章)】
無印良品の松井忠三社長は、2000ページに及ぶムジグラムという業務運用マニュアルを作り上げました。店舗運営からアルバイト教育まであらゆる業務を網羅するマニュアルです。開店の準備や閉店作業などはルーティン業務なので、経験主義で一人一人がやり方を見出すよりマニュアルをもとに標準化された方が、スピードも早くなります。一つの仕事はどうやるべきかを新人アルバイトでもわかるよう標準化を進めたのです。
生産性が低いリーダーは、人に仕事を教えるとき、毎回ゼロから同じ作業を説明してOJT中心で習得してもらおうとします。毎回教える手間がかかり、かつ仕事プロセスの標準化をしていない分、その人がさらに他のメンバーに教えるときには独自のやり方で教えるため、非効率な複数のやり方がチームで蔓延します。生産性が高いリーダーは仕事の見える化、標準化にこだわります。
マニュアル化すると、最高の手順を多くの人に少ない労力で習得してもらうことができます。ただし作る時間がない、面倒くさいというのが本音ではないでしょうか?
そこで、仕事時間の5%をTMC(テンプレートマニュアルチェックリスト)づくりに投資することを提案します。9時〜17時まで働く人ならば、5%は1日あたり20分になります。
毎日20分、TMC(テンプレートマニュアルチェックリスト)づくりに時間を使えば、かなりの仕事の見える化が可能です。
あまり構えすぎず、少しずつ見える化していくことをお勧めします。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
チーム全体のパフォーマンスを向上させるために、ノウハウをマニュアル化する!
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