【Vol.669】仕事の失敗は「小さなやり直し」と考える!

【本のタイトル】
GAFA部長が教える自分の強みを引き出す4分割ノート

【著者】
寺澤伸洋

【インプット(引用文章)】
仕事において、取り返しのつかない大失敗なんてそう多くはありません。特に若手に任される仕事においては、何をしても取り返しがつかなくなるようなことはほぼないでしょう。であれば、間違ってしまった場合は、すぐに訂正すればいいだけです。仕事における間違いは、「失敗」ではなく、あくまでも目標達成に至る途中の「小さなやり直し」でしかないのです。
一見すると失敗に思えることも、実は人生における貴重なフィードバック。そこから学びを得て、小さなやり直しを重ねることで、私たちは経験値をどんどん高めていけます。
このように、仕事で自分がやったことに失敗などなく、行ったこと全てが自分の成長につながります。ですから、例え間違っても萎縮せずに、堂々と自信を持って、やり直しを続けてください。
とはいえ、ミスやトラブルを起こしてしまったときは、早い段階から上司や先輩に報告だけはしておきましょう。「上司に言いにくかったから、タイミングを計ってるうちに時間だけが過ぎてしまって、、、」という若手の話もよく聞きますが、こうした報告は早ければ早いほど、まだ傷が小さいので、手の打ちようがあります。しかし変に隠したり、放置してしまったりすると、後々話が大きくなって、手がつけられない問題に発展してしまいます。
悪い報告は、時間が経てば経つほど言い出しにくくなってしまうもの。気づいた「今」がもっとも報告しやすいタイミングだと肝に銘じてください。
もし、ミスに気づいた場合は、「自分ごと」として捉える「自責思考」で対応しましょう。
自責思考というのは、何か問題が起きたときに、「自分にも責任の一端がある」と考える思考のこと。この考え方を持つ人は、当事者意識が高い人だとも言え、責任感も強く、周囲にとっても、一緒に仕事をしていても信頼できる存在でしょう。そんなこと当たり前と思うかもしれませんが、これができない人は年齢に関係なく意外に多くいます。実は科学的にも責任を転嫁するのが当たり前の組織は、グループメンバーの創造性が低下し、パフォーマンスが低下する可能性が高いという結果が南カリフォルニア大学の研究で明らかになっています。
もちろん、何もかも自分の責任だと考えてしまうと苦しくなるので、自分ごととして受け止めつつも、その結果を受けて、「自分の仕事の仕方をどう変えていくべきか」にフォーカスするようにしてください。
今回のミスはどうすれば防ぐことができたのか、次からは何に気をつけるべきか。こうしたことを反省し、深く考え、今後の行動を変えていくと、自分の経験値になり、ミスも減っていきます。仕事ができる人というのは、こうした自責思考で、ミスをさらなる成長に変えて、パフォーマンスを向上していくのです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
仕事の質を高めていくために、失敗は「小さなやり直し」と考える!

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SATOKEN/凡人の未来日記
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!