【Vol.493】「一石二鳥以上」のメリットを考える!
【本のタイトル】
ブチ抜く力
【著者】
与沢翼
【インプット(引用文章)】
「一石二鳥以上」のメリットを常に考えないと、最短・最速の結果は出せないのです。
もし私自身が今から就職して会社員になるとしたら、
「将来的にこの分野のビジネスで独立したい」
「今後はこの会社の事業ドメインが社会トレンドに合致して上場するだろう」
「10倍、あるいは100倍以上に業績がアップする可能性すらある」
などの基準を満たすような会社に就職するでしょう。
このように将来的に成長する可能性の高い会社で働けば、得られるメリットがたくさん広がるからです。そこは、額面の給与だけでは到底判断できません。それよりも隠れたその会社の将来性を見抜く力が、得られるものは莫大です。
今現在ではなく「未来」をみるということはそれだけリスクが増すでしょうが、就職の失敗など、どうとでもなります。起業家ではない社員の立場での会社の倒産など、大したことはないのです。なぜなら法的責任はないので他社に移動すればいいだけですから。そんなことすら怖いと思うならば、もはや企業などできません。それよりもリスクをとって今大きい会社よりも「これから大きくなる」会社に挑戦することをお勧めします。その方が、あなたの人生はより飛躍するはずです。
ちなみに「職権乱用」という言葉がありますが、ポジティブな職権乱用であれば、私はどんどんするべきだと思っています。
私がサラリーマンだったら、職権乱用ばかりしていただろうという確信があります。
例えば私が銀行の法人担当で企業のトップの方とお会いできる仕事だったら、全力で自分を覚えてもらい、好きになってもらい、そこから支援者を募ってでもして、会社とは別に自分のビジネスを立ち上げていくと思います。
「公私混同」と思われるかもしれませんが、そのくらい“したたか”でなければ、一石五鳥の人間にはなれません。
「汚い手は使いたくない」「自分は正当な方法で評価されたい」と思うかもしれませんが、それでは思考停止と変わりありません。本当に汚いと言えるのか?正当とは何かすら疑うことが必要ですし、やるならいくつもの実益が重なるところを攻めるべきです。
与えられたルールと常識はもちろん一旦は守るものの、本質とルールが反すると思えば新しい解釈すら持ってきて、時に相手が上司であれ顧客であれ市場であれ政府であれ、説得もする覚悟です。
普通の人が一つの利益しか得られないところに、一度に5つの利益が得られるとしたら、人生の成果は5倍に膨れ上がります。
そう考えれば、人生が飛躍的に成長していく気がしませんか?
これこそが、「突き抜けるため」の秘訣なのです。
もしあなた自身が「突き抜けたい」と思うのであれば、「正統派のままでいく」「常識の範囲で結果を出す」という考えを捨て、”一石五鳥“思考を持つよう心がけてください。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
爆発的な成果を上げるために、「一石二鳥以上」のメリットを考える!