【Vol.581】ギブする習慣を持つ!
【本のタイトル】
自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術
【著者】
上岡正明
【インプット(引用文章)】
ペンシルバニア大学の組織心理学者アダム・グラント教授は、人に惜しみなく与えるギバー、自分の利益を優先するテイカー、損得のバランスを考えるマッチャーの3タイプの人々が、どのような社会的地位にあるかについて調査しました。
すると、ギバーのポジションは平均で見ると低かったものの、一流経営者やビジネスエリートなどの突き抜けた人材の多くは、やはりギバーだったそうです。
その結果を受けて彼はソーシャルメディアで個人の考えや行動が可視化される時代において、ギバーはますます成功する時代になると提唱しています。
私がYouTubeで、開始5ヶ月で6万人の登録者を獲得できたのも、このギブの法則を知っていたからです。
私は最初から、YouTubeは視聴者との繋がりと信頼獲得だけを最優先して、情報やノウハウの出し惜しみをやめようと決めていました。
周りのYouTuberたちが次々情報をクローズ化したり、有料のオンラインサロンを始める中で、です。そうしたほうがいいとアドバイスされたことも一度や二度ではありません。
この世界では、ファンが少数でも、熱狂的であれば利益がどんどん大きくなる、という法則を熱く語る人がよくいます。確かに、マーケティング的には正しい判断ではあるし、否定はしませんが、それはギブの考え方とは逆をいくと思っています。
そして、そうした方は必ずSNSで見透かされ、炎上していくことが多いと思います。
つまり、利他の行動をとると、可視化された世界では評判がどんどん上がり、いい人脈が生まれ、ビジネスで成功を得やすい、というわけです。
確かに今の時代、悪い評判は一気にソーシャルメディアで拡散していきます。しかし、私はギブすべき本質的な理由は、そこではないと考えています。
同僚の仕事を手伝ったり、オフィスに落ちているゴミを拾ったり、電車の席を譲ったりしても、誰がそれを見て褒めてくれるわけではありません。
しかし、脳科学の視点から見ると、たとえ誰にも感謝されなくても、あなた自身の脳は見ているのです。
脳には、「前頭前野内側部」という自分の行動を評価する部位があります。あなたが利他の行動をとると、前頭前野内側部は、「よくやったね!」「素晴らしい!」と常に評価してくれるのです。
その結果、誰からも評価されなくても、あなたの脳は常に喜びにあふれ、小さな達成感を覚え、ドーパミンの分泌が増えて、心は前向きになり、仕事のへのモチベーションがアップするのです。
ギブすることの大切さは、この点にこそあると思います。与えれば与えるほど脳が元気になり、仕事へのモチベーションが上がれば、それによってあなたの評判が上がるのも時間の問題です。
これが、「ギブする人は稼げる」ことの真相です。稼いだお金を、さらなるギブに使えば、正のスパイラルが生まれ、期待や信頼を得て、あなたの周りには素晴らしい人間関係が構築されていくでしょう。
他人から評価されるのを目的としたギブだと長続きしません。脳のパフォーマンスを上がるために、ちょっとしたことでもギブする習慣を持つようにしましょう。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
脳のパフォーマンスを上げるために、ギブする習慣を持つ!
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!