【Vol.572】「できたこと」に目を向ける!

【本のタイトル】
自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術

【著者】
上岡正明

【インプット(引用文章)】
高速仕事術を続けるには、成長のS字曲線をイメージして、成功物質を味方につけて停滞期間もひたむきに努力することが大切です。
停滞期間にはさまざまな壁が押し寄せてきます。ここを乗り越えればブレイクスルーする。そうとわかっていても、挫けそうになってしまう日もあるかと思います。それが不完全さを併せ持つ人間というもので、AIやロボットと違うところです。
そんな時に、あなたに思い出していただきたいメンタルセットがあります。
それは、常に「できたこと」に目を向ける癖をつける、ということです。
一般に、やる気があるから、仕事ができるようになる、と考えられています。仕事ができる人を見ると、確かに誰もがやる気があるように見えます。
しかし、脳科学的には、人は「できるようになるから、やる気になる」、この順番が正解なのです。
オランダのアムステルダム大学のバーガーズ博士は次のような研究を実施しました。157人に脳トレプログラムに参加してもらったところ、「いい点を見つけて、ポジティブなフィードバックをする場合」と「悪い点を見つけて、ネガティブなフィードバックをする場合」、後者の方が「やる気」が減少していくことが判明しました。
被験者である学生の脳波を詳しく調べてみると、やる気を司る大脳基底核という部位の活動が低くなったといいます。
ポジティブなフィードバックをする場合、タスクが終わり次第、すぐにフィードバックすると、やる気が1.6倍に高まり、時間を置いてのフィードバックでは微増だそうです。
つまり、常に「できたこと」「うまくいったこと」に意識を向けて、即座に「よくやった!その調子だ」という具合に自分を褒めてあげることが、仕事のモチベーションを上げるのに効果を発揮するというわけです。
その逆で、「できなかったこと」「うまくいかなかったこと」については、落ち込まないで「改善」していけばいいわけです。
ネガティブなことに意識を向けると、脳のブレーキが強くなり、思考力や行動力が低下してしまいます。反省しすぎるのは百害あって一理なしです。「できなかったこと」「うまくいかなかったこと」は目標を達成するための階段の一つにすぎません。さっさと改善して次のステージに上がればいいだけです。この科学的なメンタルセットができれば、高いモチベーションを維持できるでしょう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
仕事へのモチベーションを高めるために、「できたこと」に目を向ける!

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