【Vol.157】「怒り」を記録する！
【本のタイトル】
記録の力
【著者】
メンタリストDaiGo
【引用部分】
アンガーマネジメントで使われるテクニックは多彩で、正しいリラックス法を学んだり、対人スキルのトレーニングを行ったりとあらゆる方法が用いられますが、なかでも基本なのが、「アンガーログ」です。簡単に言えば「怒りを記録した日記」（怒りの原因→反応→反応の判断）のことで、あなたの感情が爆発しやすいパターンを理解する効果を持ちます。
ネガティブな感情に立ち向かうには、まずは客観的な把握がはじめの一歩です。特に「怒り」は激しい感情で理性を飲み込みやすいため、より多くの客観性が必要になります。
アンガーログをつけると、程なくあなたは自分の「怒りのツボ」がわかり始め、激しい感情に対処しやすくなっていくでしょう。「あー、自分は仕事の能力を馬鹿にされると激怒するんだな」や「不公平な扱いを受けると激昂しやすいんだな」のように、怒りのトリガーが把握できたおかげで心に余裕が生まれ、脊髄反射のリアクションをしなくてすむからです。
そのあとは、次に同じトリガーが発生したら意識して怒りの感情をコントロールしてみましょう。「深呼吸する」「20まで数を数えてみる」「とりあえずトイレに逃げ込む」など、あなたがやりやすい対処法を一つ選んで、何度も怒りの感情に介入してください。このトレーニングを何度も行ううち、やがて怒りに巻き込まれなくなるはずです。
【具体的アクションプラン】
「怒り」を記録する！
→怒りの反応を理解し、怒りの感情に振り回されないメンタルを作る！
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