【Vol.343】「言い訳」ではなく「解説」する!
【本のタイトル】
99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ
【著者】
河野英太郎
【引用文章】
チームを前進させることが、結果的にうまくいかなかった場合、なぜそうなったかを突き詰めることは、同じことを繰り返さないためにも必要です。
その結果をメンバーに話し、チームとして同じことを繰り返さないよう経験を共有することもリーダーの役目です。ただこの時、リーダーであるあなたが言い訳をしているととられないようにすることが大切です。
なぜ、人は言い訳をしたがるかというと、「本来の自分はもう少しうまくやれたはずだ」ということを相手にわからせたいからです。ただ、受け取る側はこの手の言い訳を非常に不快に感じます。あなたが虚栄心を満たす為だけに言っており、未来思考ではないと感じるのです。
これはうまくいかなかった理由に一切触れてはならない、という意味ではありませんし、当然、言葉にして話さなければ伝わらないことです。ただ、話し方にはいくつかコツがあります。
うまくいかなかった状況について客観的に状況を解説した後、具体的に次につながるアクションを示せるかどうかが、「言い訳」か「解説」かの分かれ目です。
アクションの中には、リーダー自身のアクションが入っていることも重要なポイントです。
「原因は〇〇です。したがってAさんとBさんには今後、××に注意してほしいです。私も常に注視するようにします」と言った具合です。
これを「私の意図は××であった。AさんとBさんは注意してください」とやると完全に言い訳と他責の表現に変わってしまいます。
責任から逃れようとしている人に、ついていきたい人はいないのです。
【具体的アクションプラン】
「言い訳」ではなく「解説」する!
→うまくいかなかった時は、「言い訳」ではなく「解説」をし、次のアクションを提示する!
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