【Vol.542】最後の最後まで妥協をしない!
【本のタイトル】
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい!仕事術
【著者】
桑原晃弥
【インプット(引用文章)】
トヨタ式が重視しているものの一つが「沈鬱遅鈍」である。トヨタでは、やってみる精神を重んじてはいるが、それは「とにかく先を急げ」ということではない。
はやる気持ちを抑えて、しっかり準備を行ってからスタートしろということだ。
いわば、「最初の粘り」である。そして、トヨタが最初の粘りと同じくらい重視しているのが、「最後の粘り」である。
スポーツでも駅伝などは最後の最後、それぞれのランナーが「あと1秒」頑張るかどうかで順位が左右される。
ビジネスにおいても、「これで行こう」と決めてから「あと5分」粘り強く考え抜くことができるかどうかが、アイデアの質を決める。
かつて「カローラ」の主査を務めたAさんの仕事の決め手は、物事の初期段階で問題点をきちんと解決することと、仕上げ段階での「あと少し」の粘りにあった。
例えば、設計を終え、生産準備に入ってから、どうしても気になる点が出てきたとする。
普通は、「今さら直すと迷惑がかかるから」と妥協するが、ここで妥協をしてしまうと後々悔いを残すし、その悔いを引きずることにもなる。
本当にいい車を作りたいなら、たとえ周りに迷惑がかかっても設計変更を申し出る勇気が必要だ、というのがAさんの考え方だ。
仕事をする上で、スピードは大いなる武器になる。
ただし、本物の成果を上げるためにはしっかりと下準備と、最後まで妥協しない仕上げが欠かせないのである。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
良い成果を上げるために、最後の最後まで妥協をしない!
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