【Vol.607】相手の質問に目を向ける!

【本のタイトル】
外資系マネージャーが教える端的に伝える技術:1つの視点と3つの基本ルールで誰でもわかりやすく伝えられる人に

【著者】
アキヤマ・ダイジロウ

【インプット(引用文章)】
端的に伝えるために重要な視点とは、相手の質問に目を向けることである。何かを伝えるとき、「自分はいったい何を問われているのか」ということをしっかりと自問自答してほしい。
これこそが第一に重要なテクニックだ。
これはどんな時もこの視点で考える、と心得るべきだ。別な言い方をすれば、相手に何かを問われて答える、というシチュエーション以外でもこの考え方をすべき、ということだ。例えば、「〇〇についてどう思いますか?」「〇〇を準備する必要はありますか?」といった問いはもちろんのこと、報告会議の場や、プレゼンテーション、面接の場でも同じように考える、ということだ。
さらに詳しく説明しよう。まずは、とてもベーシックなところから。
まず、「今5分ほど、お時間ありますか?」という質問を考えてみよう。自分が問われていることは、5分の時間を今とれるか/とれないか、だ。では、「今月入社したAさん、どう?」という質問はどうだろうか。自分は何が問われているのだろうか。このような曖昧な問いに対しては、自問自答することで「入社後、期待された業務をこなせているか」「他のメンバーとコミュニケーションが十分にとれていそうか」「どのように仕事を進めるタイプなのか」など、考え得る様々な問いに変換してみてほしい。大事なのは、どれが正解か、ということよりも、相手の立場に立った上で問われていることを自分なりに具体化することだ。
では、プレゼンテーションはどうだろうか。例えば、新入社員に向けて先輩社員として仕事の紹介などをしてください、と言われた時を考えよう。誰かが直接的に質問をしてくれるわけではない。つまり、問いは明示的には存在しない。だが、このような場合でも先の場合と同様に、新入社員の立場に立って何が聞きたいのか、を自問自答し具体化してほしい。例えば、「残業時間はどのくらいか」「この職種で最も大変なことは何か」「どうすれば早く成長できるか」などなど。
このように何が問われているか、を具体化することが端的に伝えるための出発点である。
自分が何かを伝えようとする時、視点を自分ではなく相手にシフトさせよう。
そして、そもそも相手は何を聞きたいのか、を具体化しよう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
話を端的に伝えるために、相手の質問に目を向ける!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!