【Vol.255】「そもそも」を口グセにする!

【本のタイトル】
ロジカル会話術

【著者】
船川淳志、深山雪男

【引用文章】
今やコンサルタントに限らず、問題解決ができるか否かに寄って、人材の付加価値が問われるようになりました。
問題解決にあたって重要なのは、現象と原因を切り分けて考えることです。漫画の中で係長がやっているように、シェアが低下しているという“現象“だけを取り上げて「シェア奪回」というスローガンに飛びついてしまうと、本質的な対策にはならないのです。
そこで重要なのが、「問題の構造化」という作業です。問題という目に見えている現象には複数の原因存在し、しかもお互いが影響しあっています。だから、現象ではなく原因に踏み込んで原因とその相互の関係を明らかにすることが、「問題の構造化」ということです。そしてこうした作業があって初めて効果的な対策が生まれるのです。
問題を構造化するとき、おすすめの口癖が「そもそも」です。私たちの頭は究極のコンピュータで、口癖は思考の手順、つまりアルゴリズムです。言い換えれば、適切な口癖によって頭を動かしやすくなるわけです。「そもそも」と言った途端に、脳は原理原則に沿った動きを始めます。「そもそも、根本的な原因は?」と問うことによって、現象に目を奪われることなく、本質的な原因に迫る口火を切ることができるのです。
まさに、問題の真因を探る“鉄板の口グセ“と言えるでしょう。

【具体的アクションプラン】
「そもそも」を口グセにする!
→問題を構造化して考える思考を鍛えるために、「そもそも」を口グセにする!

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