【Vol.495】可能性の種を蒔き続ける!
【本のタイトル】
ブチ抜く力
【著者】
与沢翼
【インプット(引用文章)】
今、あなた自身は何か種を蒔いているでしょうか?
種となるものは、起業でも副業でも習い事でもなんでも構いません。世の中の大半の人が種も蒔かずに思考停止している状態は、いわば誰も手をつけていない広大な金脈が無限に広がっているのと同じ。
あなたがするべきは、ただ種を蒔き続けるだけです。
それらを種が全て花を咲かせて実をつけるとは必ずしも限りません。でも、仮に失敗したとしても大いなる成長がありますので、小さいことは気にせず、失敗を恐れず、そのまま蒔き続けてください。
私自身、これまでに何度なく失敗を繰り返してきました。その度に、「取り返しのつかないことをした」「もう人生終わった」「こんなことやらなきゃよかった」と何度となく思いました。
でも、一度起きたことはもう巻き戻せません。その失敗から何かを学び、次に繋げることしかできないのです。
今になって振り返ると、「あの失敗があったからこそ、今の自分がある」とつくづく思います。取り返しのつかないほどの失敗なんて、人生には実際にはほとんどないのです。
私はよく「死ぬこと以外リスクじゃない」と言ってきましたが、それは真実でして、生きてさえいればどんな挽回も可能です。
失敗があったからこそ、私は組織を運営するビジネスより、1人でやる方が自分にはあっていると知ることができ、会社経営をしていた頃よりも、今の方が圧倒的に高い利益を上げることに成功しています。まさか誰も100人の組織より1人の方が稼げるなど思いもしませんよね。これこそが斜め上の成果な訳ですが、これは常識を常に疑い、どんな弱小であっても悲観せずにアイデアで突き抜けてきた結果です。
アパレルをやって在庫管理は私には向かないと理解できたし、その失敗によって情報を取り扱うという道にも出会えた。もし私が会社を倒産させたり解散させたりした経験がなければ、いまだに組織経営を続けていたはずで、すると今でもストレスを抱え、社員の心配もして、今頃、本など悠長に書けてはいなかったことでしょう。
また、国税局に管轄されなければ税率の安い海外など見ようもしませんでしたから、海外での今の成功もまた生まれてはいませんでした。そう考えると、失敗したおかげだと思わずにはいられないのです。
成功だけを続けられる人間は、誰もいません。失敗をしない人間はいないのです。失敗から何かを学ぶ。失敗するのは当たり前。それを織り込んで、どんどん積極的に種を蒔き、失敗を積み重ねていってほしいと思います。最高の失敗を続けてたら、それがきっかけとなって、あなたは近い将来、きっと自分の望んだ成功者になれているはずです。失敗は将来のあなたのための宝です。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
将来の成功を見据えて、可能性の種を蒔き続ける!