【Vol.577】「不安リスト」を作成する!

【本のタイトル】
自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術

【著者】
上岡正明

【インプット(引用文章)】
忙しいビジネスパーソンは日々様々な雑務に追われて、一つの仕事にフォーカスするのは難しいと考える人もいるかもしれません。
しかし、様々なタスクを抱えていたとしても、結局、目の前の仕事を最速で終わらせること以外に仕事のスピードを高める方法はないのです。
では、何があなたの仕事を遅らせているのか。
それは雑務ではなく不安や雑念です。
実際のタスク量以上に見積もってしまい、集中を阻害する不安こそ、あなたのフォーカス力を弱めてしまう原因なのです。
「提出しなければならない書類がある」「経費精算は今日までだった」「クライアントにアポを取らなきゃ」といった不安を抱えたままでは、脳のワーキングメモリを無駄に消費して、パフォーマンスを下げる原因になってしまいます。
では、どうすればいいのか?
とっておきのシンプルな方法を紹介します。
不安を紙に書き出せばいいのです。
なんだそれは?つまりTODOリストじゃないかと思う人もいるでしょう。でもそれは違います。
TODOリストではなく、「不安リスト」として、「シングルタスクメモ」とは別の紙に書き出します。
あなたが今日集中すべきなのは、「シングルタスクメモ」に記載した事柄であり、「不安リスト」は集中タイム以外で考える事柄だと捉えます。
旧ソ連の心理学者ツァイガルニクは、「未完了課題についての記憶は、完了課題の記憶に比べて想起されやすい」ということを心理実験で明らかにしました。これを「ツァイガルニク効果」と呼びます。
不安のままにしておくと、それは現在進行形の「未完了課題」です。しかし、やり残しの雑務も含めて不安リストとして紙に書き出してしまえば、それは近い未来に行うことが決まった「完了課題」に変わります。
すると、脳はストレスから解放されて、不安も薄らいでいくことがわかっています。
このとき、不安リストを書いたら、見えないところにしまって忘れてしまいましょう。
あくまで優先すべきは「シングルタスクメモ」の仕事であり、それが終わったタイミングで「不安リスト」に移行すればいいのです。
このルールを設けて仕事をすれば、オフィスワークでも高い集中力を発揮して、高速仕事術を継続できるはずです。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
タスクに集中するために、「不安リスト」を作成する!

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「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!