【Vol.287】「本当の問題は何だろう?」とつねに考え直す!
【本のタイトル】
コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法
【著者】
名和高司
【引用文章】
ここでコンサルの秘技を一つ、ご披露しよう。本当の問題を特定するにあたって、コンサルは、当初クライアント企業が解決を相談してきた問題以外のところにこそ、本当の問題がある、という仮説のもとに分析する。
私の経験では、ほぼ100%、その通りだ。
たとえば、コンサルを依頼してきた社長の存在自体が企業の最大の問題だった、というのは決して珍しいことではない。そのように、表面的な問題の裏に隠れた本質的な問題にいかに肉薄できるか、それがコンサルタントの腕の見せどころ、というわけだ。
したがって、クライアントから解決を依頼された「問題」の答えをいきなり出そうとしないで、「本当の問題は何だろう?」とつねに考え直す。
「いま、解こうとしているのは、本当の問題ではないはず」と、つねに本当の問題に迫ろうとする。それがマッキンゼーにもボスコンにも共通する、コンサルの「本質」だ。
【具体的アクションプラン】
「本当の問題はなんだろう?」とつねに考え直す!
→週一度の定例会議で、「本当の問題は何だろう?」という問いを立てる!
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