【Vol.355】「〇〇しない」という目標は立てない!
【本のタイトル】
99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ
【著者】
河野英太郎
【引用文章】
目標を立てるとき、表現面で気をつけたいポイントがあります。
それは、「〇〇しない」と言う目標を立てることの問題点です。
例えば、「肉を食べないようにする」「部下を叱り飛ばさない」「相手の欠点から指摘しないようにする」といった具合です。
この目標の立て方のどこが問題なのでしょうか。それは、「やるべきでないこと」を言語化することで、逆にそのことに意識が集中し、結果的にそれを繰り返してしまうからです。先の例でいえば、「肉」「部下を叱り飛ばす」「欠点から指摘する」と言うことを言語化することで、脳はその分を強く意識するというわけです。
では、どうしたらいいかと言うと、「やるべきこと」を言語化するのです。
先の例でいえば、「肉」ではなく「野菜を食べるようにする」、「部下を叱り飛ばす」ではなく「部下を褒める」「欠点から指摘」するのではなく「お礼から伝えるようにする」と言う表現に改めていくわけです。
そうすることで、脳は「野菜」「褒める」「お礼」と言う言葉を自然と意識するようになります。
私の例でいえば、「緊張しない」と唱えるのではなく、「一番聞いてくれそうな相手の目を見る」「一番遠くの人に声を通す」といったことに意識を向け、注力すべきだったのでしょう。
皆さんの目標シートは、「〇〇しない」と言う表現になっていませんか?
【具体的アクションプラン】
「〇〇しない」という目標は立てない!
→目標を達成させるために、「〇〇しない」という目標は立てない!
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