【Vol.462】クリエイティブな仕事は、朝に取り組む!
【本のタイトル】
成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術
【著者】
古川武士
【インプット(引用文章)】
12年前の私は、次のようなリズムで仕事をしていました。
出社して真っ先にやっていたことは、メールチェックと社内郵送物の開封とチェック。まずメールを見て、関係部署への返信を済ませないと心が落ち着かなかったのです。
返信すると、すぐに新しい返信が来て、別の問い合わせが舞い込んでくる。そのうち、上司から呼ばれて急ぎの仕事を依頼されると、脳はパニック状態です。緊急対応を繰り返していると、集中してやるべき提案書は後回しになり、深夜残業をして処理していました。
脳には2つの集中モードがあります。「オペレーティブ・モード(決まった手順でこなす)」と「クリエイティブ・モード(深く想像的に考える)」です。
オペレーティブ・モードは、既に経験があり、深く考えずにできるルーティンワークや緊急性がある仕事を早く処理するときの集中モードです。メール返信、電話対応、ルーティンの雑用処理などが当てはまります。
クリエイティブ・モードは、深く集中して考える仕事を行うときの集中モードです。戦略立案、計画作成、振り返り、仕組みづくり、提案書作成などが当てはまります。
私が朝一番に提案書作成に手をつけられなかった理由は、メール処理や郵送物のチェックなどのオペレーティブな仕事に先に着手していたからです。
効率が良いのは、朝一番はクリエイティブ・モードからスタートすることです。なぜなら、オペレーティブ・モードは日中、自然と立ち上がりますが、クリエイティブ・モードは静けさと余裕のある中でしか作り出しにくいからです。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
生産性向上のために、クリエイティブな仕事は朝に行い、メールチェックのようなルーティンワークは午後に行う!