【Vol.516】興味を持って質問する!

【本のタイトル】
雑談の一流、二流、三流

【著者】
桐生稔

【インプット(引用文章)】
あなたの周りには「いや」「でも」「だけど」が口癖の人はいませんか?
議論をする場ならば反論も必要だと思います。でも、雑談は意見が正しいか、正しくないかよりも、「心地よさ」が大切です。このような反論を意味する逆説ワードを連発すると「この人、面倒臭い」と思われてしまい、変な空気が漂います。
例えば、「今日は寒いですね」と言われたとします。しかし、あなたはむしろ暖かいと思っていたとします。このように意見が異なるとき、どう答えるか?
「いや、むしろ暖かくないですか?」と言ってしまうと空気が悪くなります。会話も止まります。では「そうですね、寒いですね」と話を合わせるべきでしょうか?これもなんだか嘘をついていたようで、変な気分になりますよね。
そんな時の対処法として「興味に変える」というやり方があります。
「寒いですね」と言われたら、「〇〇さん、寒いの苦手なんですか?」と、興味に変えて質問するのです。
これは私の実話ですが、
私「今日は結構冷えますね」
相手「桐生さんって雪国出身じゃなかったでしたっけ?」(興味)
私「そうなんですけど昔から寒いのが苦手で、、、」
相手「雪国の人はみんな寒さに強いのかと思っていましたがそうでもないんですね」(興味)
私「そうなんですよ。結構寒いの苦手っていう人、多いですよ」
相手「皆さんどうやって寒さ対策されているんですか?」
私「ヒートテック2枚は着用ですね。笑」
のように、興味に変えると会話がドンドン広がっていきます。
反論することもなく、無理に合わせることもなく、相手に興味を持って質問することが、心地よい空間を作るのです。
「今年はオリンピックが盛り上がりそうですね」に対して、「いや、私はあまりオリンピックに興味がなくて、、、」と言ってしまったら会話は終わってしまいます。これに対しても
「〇〇さんは、チケット買いました?」とか「普段から結構スポーツを見るんですか?」と相手にベクトルを向けると会話は膨らんでいきます。
誰だって自分の意見が正しいと思っていますし、それを通したいと思っています。しかし、反論する前に、「なぜ、この人はそう思ったんだろう?」と興味を持つと、そこに考える「間」ができます。
反論するときは、イラッとした時が多いです。その怒りをコントロールするには、少し冷静になる「間」が必要です。
孫子の兵法では、「戦わずして勝つ」ということが述べられていますが、まさに議論の勝ちにこだわるのではなく、安心して話せる空間を優先させましょう。

【アウトプット(具体的アクションプラン)】
コミュニケーション能力を高めるために、興味を持って質問する!

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SATOKEN/凡人の未来日記
「人はいつでもスタートラインに立つ事ができる!」そう考えています。たとえ、今まで中途半端な人生だったとしても、多くの失敗をしてきたとしても関係ありません!たった今から頑張ればいい!この瞬間から人生を変えることができるのです!そのことを証明するために、毎日noteを書いています!