【Vol.348】いつでも暇をよそおう!
【本のタイトル】
99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ
【著者】
河野英太郎
【引用文章】
「忙しい」を口癖にしている人には、面白い仕事の機会は訪れません。新たな仕事を受け入れる余地を、自ら拒否しているからです。
リーダーは相談にのることも大きな仕事。相談しやすい雰囲気を作るためにも、ぜひ、暇をよそおいたいものです。
メンバーから「お忙しいところすみません」と言った常套句に対しても、「いえ、全然忙しくないですよ」といちいちこだわってみます。
「最近どうですか?」と聞かれたら、「つい、いやー忙しくて」と答えたくなるところを「暇です」と笑顔で返すのです。
私の周りでも、明らかに忙しいのに「ぜんぜん忙しくない」という態度をとっている人の元に、相談を持ち込む人がひっきりなしに訪れると共に、それに大して、嫌な顔一つせず対応している姿をよく目にします。
暇を演じていると、実際に気持ちや時間に余裕が出てくるから不思議です。
忙しい忙しいと念じている時よりも、視野が広がったたり、違う角度からものを見ることができるようになったりするのです。
科学的根拠はありませんが、一種の自己催眠かもしれません。
リーダーが「忙しい」を口癖にしてると、メンバーにもその余裕の無さが伝わります。自らチーム内に不安を作り出すような愚は犯してはいけません。
「本当に暇だと思われたら?」という心配もあるかもしれませんが、大丈夫です。私の経験上、本当に暇なリーダーは、口が裂けても暇だとは言いません(ポジションの危機だからです)。
むしろ逆説的ですが、暇をよそおい続けても、メンバーがついてくるようなリーダーでありたいですよね。
【具体的アクションプラン】
いつでも暇をよそおう!
→自分自身に余裕を作ることと、メンバーが相談しやすい環境を作るために、いつでも暇をよそおう!
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